島の営業
暑い夏、いかがお過ごしでしょうか?
奄美にきてから、すいかを山のように食べてる気がします。
買ってるわけではないのですが、いつも冷蔵庫に入ってます。
さて、今日は島の営業についてちょっと考えてみたいと思います。
奄美では、東京のようなバリバリの営業はあまりみかけません。
しつこく営業をやっても、嫌われるだけで実りがないというのが一つです。
後は、ツテで紹介されてくるっていうのが一つです。
まず、信頼関係を築くことがまず第一だと思います。
特に地元企業でない場合は殊更です。
信頼関係を築く前に営業かけていくと、だいたい失敗します。
小さなことから信頼関係を作って、大きなことに繋げる感じです。
まぁ、本当はこれが営業の基本なのかもしれませんが。
都会のように押せ押せの営業をして、もし取れたとしても、恐らく後が続きません。
信頼やツテのないところには、相談もこないように思います。
そして、信頼を失うと、非常に面倒です。
狭い島内なので、他に広がらないようにしないと、やっていけなくなります。
噂は光より速くひろがる島内なのです。
一回は顔を立てるけどという話をよく聞きます。
恐らく、仕事を頼むにしても、受けるにしてもということです。
その一回で信頼を得ないと、次はないのでしょう。
以前聞いたのは、ある都会の会社が無茶な発注をしてきた話です。
通常の半値以下の価格で言ってきたそうです。
顔を立てて、その一回は受けたそうですが、次はないと受けた会社は言っていました。
結局、その都会の会社は有能な外注先を失ったということになります。
都会とは違った難しさのある島の営業ですが、一度得られた信頼は厚いと思います。
弊社も少しずつですが、地に足をついた営業で信頼を得ていきたいと思います。
島の企業になったね、と言われるようになっていけるとよいですね。