QA/テスト関連の動画視聴_202307
QAエンジニアやテストエンジニアのトレンドを追ったり知識を得たりするため、youtubeなどに公開されている動画を定期的に確認、視聴していこうとしています。
今月はJaSST nanoというイベントのアーカイブより
JaSST nano vol.10 #1
「会社でチームによる探索的テストを支援するツールを企画・開発しているの」(アーカイブ動画)
を視聴しました。
内容
探索的テストを複数名で行う際の支援ツール開発について紹介していました。
前回の記事でバグバッシュ(関係者が集まり、全員で製品を手動でテストするイベント)について取り上げましたが、今回は探索的テストを複数名で実施する際の話になります。
探索的テスト:事前に固定的にテストケースを作成するのではなく、ソフトウェアの振る舞いを見ながら実施者が柔軟にテストの内容を作成、調整していく方式。
所感
PJとマッチしていたら活用できそうだなと感じ、特に要件にあった「シンプルな情報の記録」という点が意識されていると感じました。
自分も気になる事象をスプレッドシートに纏めることがあるのですが、このツールを使えば視覚的にわかりやすく管理できそうと思いました。
ただシンプルがゆえに複雑な条件の時に文章量が多くなりそうなのと、画像込みで表現したい時などには不向きとも思いました。
この発表内容を社内に展開したところ、良かった点/取り入れたい点について話が進んだので記載します。
- PASS、FAILの他に「気づき」という種別があるのが良いと思った。バグではないような「気づき」を上手く管理、運用したい
- 切分け/判断を行う人の余裕がなくなってくると精査の優先順位が下がりがちなため、切分けまで含めた運用を検討したい
補足
動画自体は1年以上前のものだったので最新情報を確認したところ、以下のサービスとしてリリースされていました。
https://www.veriserve.co.jp/insightest/
引き続き来月以降も、動画を視聴して得た知識や面白いと感じたことを発信していけたらと思います!