試験仕様書作成時に注意していること①
先月のブログ投稿で少し触れましたが、今回は試験仕様書を作成しているときに注意していることについて執筆してみようと思います。いくつかあるので今回は①としました。
前提
下記のような試験仕様書テンプレートを想定して話を進めます
- スプレッドシートで作成し、シート内に表形式で記載
- 大中小項目の区分と前提条件/操作手順/確認内容を記載する欄があり、行ごとに結果記入欄が設けられている
注意していること①:大中小項目の各列の内容(観点)を列内で等しくする
下記例では、大中小項目の内容を機能単位、画面単位、項目単位、確認内容単位とごちゃごちゃに混ぜてみました。
前提として、大中小項目はそれぞれが下位の内容を包含するように区分けを纏めているのですが、各列内で内容がバラバラだとシート全体で見たときに包含関係が崩れているように見え、確認したい内容を網羅できているのか判断が難しいと感じています。
そのため、自分が試験仕様書を作成する際はなるべく列内で内容を統一するようにしています。
修正した結果が下記となります。
1点工夫として、統一が難しい部分では表内に区切り線を入れています。区切りがあれば、別の区分けになってもまだ見やすくなっていると思っています。
まとめ
今回は試験仕様書作成時に注意していることについて執筆してみました。
補足しておくと試験仕様書の形に正解というものはないので、場合によっては修正前のような内容で作成することもあります。「こうしなければならない」というものではないため、状況に応じて参考にしてください。
次回も同じように試験仕様書作成時の注意点について執筆しようと思います。今回の内容に関連した、観点の区分けの話になると思います。よろしくお願いいたします。