試験仕様書作成時に注意していること⑤
前回に引き続き、試験仕様書を作成しているときに注意していることについて執筆してみようと思います。
前回のおさらい
分岐を含む一連の操作を確認するとき、矛盾が発生しないようにする
本題
今回は試験内容記載のやり方についてです
注意していること⑤:同一の操作内容の場合の記載をすっきりさせる
画面内の各項目に対して試験を行うとき、操作手順や期待結果は同じ内容で確認対象のみ異なるような試験が連続することがありました。
例:ユーザー詳細画面の各項目の値が、DBの値と一致するか確認
こういう一つ上の記載内容と全く同じ内容のとき、「〃」※おなじと変換すれば出てくる記号 と記載しています
こうすることで文章量を減らし、試験仕作成者や試験実施者の負担を減らすことができると感じています。
また、連続している中に1つだけ他と異なる手順や期待結果だった場合、上の書き方だと埋もれてしまって見逃しが発生する確率が高くなるように思います。
例:住所(ビル名)については画面に表示されない仕様の場合 ※特殊ケース
本件を社内メンバーに展開したところ、上記とは別の手段として罫線を整備して同一内容を表現するやり方について意見がありました。次月以降のどこかで記事にしようと思います。
まとめ
今回も試験仕様書作成時に注意していることについて執筆してみました。
毎回同じこと記載していますが、試験仕様書の形に正解というものはなく「こうしなければならない」というものではないため、状況に応じて参考にしてください。
次回も、同じように試験仕様書作成時の注意点について執筆しようと思います。よろしくお願いいたします。