今年も何とか滑り込みで藤を鑑賞することが出来たゴールデンウィーク。
白藤が思ったよりも残っていてくれて感謝するばかり。
週末となれば不穏な天候も、流石に連休中なので良い塩梅の時を狙いすましてお出かけしました。
所はもちろん、毎度ありがたい大船フラワーセンターです。
この時期は薔薇に目が行きがちではあるのですが、芍薬もそれは綺麗に咲いてくれているのです。
色合いが優雅な雰囲気漂うドゥテルという品種。
まさに華やかとしかいいようのない佇まいで、なかなか離れがたかったです。
しかし、これだけを見ているわけにもいかないので、次へと目を移すと、天祥という品種がありました。
漢字の名前、というだけで和の雰囲気だと思ってしまう単純なワタクシ。
柔らかな色合いと、ふわっふわな咲き振りが印象深い感じ。
他にもいっぱい咲いていたので、写真も撮ったのですが後から見返すと良い塩梅の写りになっておらず。
無念の2品種のみとなりました。
さて、気を取り直して薔薇ゾーンへ。
淡い色の花弁が好きと公言しているワタクシですが、鮮やかな色だとて惹かれるものです。
今回は、ワタクシとすれば珍しく綺麗に撮れたのではないかという黄色の薔薇から。
品種名は、かぐや姫だとか。
なるほど、夜にみれば、ぽかりと浮かぶ月のような雰囲気になりそうな。
満開の薔薇がとりどりに咲くなか、次は神奈川の薔薇というコーナーに足を向けました。
ここでは、この日スター・マインという品種が格別に綺麗に見えました。
優しい色合いが、日差しの暑さすら和らげてくれる心地がします。
そう、心頭滅却すれば何とやらです。
そんな感じで気合を入れ直して、もう少し、と足を運んでノイバラの茂る一角へ。
ちょっと無造作に茂ってる感が、良い風情だな、と思ってしまうのです。
日差しを避けて少し日陰になったところへ身を寄せてたのですが、なんとミツバチに遭遇。
蜜集めに余念のないご様子、ノイバラの楚々とした雰囲気と相まってかなり可愛い写真になった感じがします。
そんな所で引き上げとなりました。
来月は紫陽花が見られるでしょうか。
紫陽花寺などもそろそろ行きたい気がしますが、混み合いそうで躊躇してしまいますね。
いつも通りにフラワーセンターになるような…少し遠出したいような…揺れ動きつつ、これからの暑い季節をやり過ごしたいところです。