島に来て1年がたったodaです。
島で生活するには車が不可欠です。
バスで会社まで行くと、片道500円かかります。
その場合の定期代は、一か月2万超えです。
定期代支給が2万円までなので、枠を超えてしまいます。
しかも、夜7時くらいでバスがなくなります。
電車も走っていません。
自転車で通うなら、山越えです。
というわけで、車しかないわけです。
車走らせるには、ガソリンが必要です。
最近は電気で走るかっこいい奴もいるみたいですが、高嶺の花です。
そんな必要不可欠なガソリンですが、これも離島価格なのです。
ガソリン価格比較サイトで調べてみました。
全国平均155.5円でした。
鹿児島県だと160.6円です。
ここですでに5円高いです。
そして、比較サイトにのってないですが、奄美大島の場合は・・・
最近入れた価格が、172円でした。
鹿児島よりさらに7円高いようです。
ちなみにこの価格ですが、ガソリンの値引き補助が10円入っています。
ということは、実際の価格は182円ということですね。
いやいや実に、全国平均からすると15円(補助なければ25円)以上高いわけです。
30リッターの車に入れると、差額は450円(補助なければ750円)もあるのです。
昼飯一回分くらいは無駄に払ってる感じですね。
だいたい島内で多い車は、中古の10万キロ超えの車です。
燃費も悪いです。
お金ないので、整備もいまいちです。
整備不良で走ってる車は山のようにいます。
田舎だから生活費安いでしょ?ってよく言われますけど、事実はこんなもんです。
スーパーに買い物行くのにも車を使います。
往復で200円くらい飛んでいきます。
名瀬などの市内に行こうと思うと、往復1000円とかのガソリン代が飛んでいきます。
まったくエコノミーじゃないですよね。
そりゃ、動かなければ金はかからないと思います。
でも、何かをしようとすれば、動かないといけませんよね。
古い車でガソリン垂れ流しながら走るわけです。
都会に比べて生活費かからないってのは、条件つきの話だと思います。
都会よりお金かかる部分も結構あると思った方がいいと思います。
平均賃金も低く、生活費も結構かかるので、まぁ、カツカツの生活してる人も多いです。
生活保護率6割の集落があるとかって話も聞きます。
安い賃金で働くより、生活保護の方が割がいいからって聞きます。
そんな離島をどうにかしていくには、少しずつ収入レベルを上げていくのが一番ですね。
インターネットがつながって、ITという分野であれば、都会と同じ土俵です。
価格的にも同じ土俵となるわけです。
都会の下請けだと削られますが、自分たちで直接仕事を請けるようになれば変わってきます。
同じ仕事を同じ品質で出来るようになっていけばいいわけです。
クラウドワークという言葉が出てきてるように、離島にとってもチャンスだと思います。
技術力を上げて、都会の企業と競争できるようにしていくのが、これからの未来です。