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株式会社イーツー・インフォの社員ブログ

Laravel Excel2.1がEOLになってちょっと困ったはなし(load関数の代替が存在しない)

Laravel ExcelというPhpSpreadsheetをラップしたOSSのライブラリがあります。
イーツー・インフォでも3~4年くらい愛用しているライブラリです。
先日(2018年5月)、バージョン3.0がリリースされ、2系がEOLとなりました。バージョン3.0はLaravel Newsにもあるとおり破壊的なバージョンアップとなっており、多くの場合コードの書き換えが必要になります。
VersionLaravel VersionPhp VersionSupport
2.1<=5.6 <=7.0EOL on 15-5-2018
3.0^5.5^7.0New features
さっそく、Laravelプロジェクトでライブラリをバージョンアップしてみました。
composerでライブラリを管理しているため、バージョンを書き換えてアップデートしたところ一部の処理が動かなくなりました。

1. Excelファイル作成/ダウンロード

Upgrade Guideより。
Excel::create() is removed and replaced by Excel::download/Excel::store($yourExport);
ということで、createメソッドが利用できなくなったため、呼び出している箇所をdownload/storeに置き換えました。

無名関数の記載が必要なくなったため、実装がシンプルになり、処理が再利用しやすくなりました。

2. Excelファイルインポート

なんと、インポートできなくなりました。困った

Upgrade Guideより。
Excel::load() is removed and will not be re-added until 3.1
バージョン3.1で再追加される可能性があるようです。
https://github.com/Maatwebsite/Laravel-Excel/issues/1581
ExcelLaravelLaravel ExcelOSSPHP

  kaneko tomo   2018年7月21日


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