Laravelのリリースプロセスの仕組みについてBy kaneko tomo / 2019年12月20日 はじめに Laravelバージョン6より、セマンティックバージョニングが採用されました。 Semantic Versioning.略してsemverとも言われます。 5系との違いが紹介されていたので、学習してみます。 Laravel 6 and Semver Laravel5系では、およそ6ヶ月ごとにメジャーリリースっぽいものが発表されていました。そのため、下位互換のない重要な変更が含まれる場合も、マイナーバージョンが更新されるという、すこしわかりにくい状況になっていました。 Laravel6からは、セマンティックバージョニングが採用されたため、下位互換性のあるきのうが追加された場合、2番めの数字であるマイナーバージョンが加算されます。 たとえば、Laravel6.1.0がリリースされた数週間後に6.2.0がリリースされました。これは従来は、5.5.1から5.5.2へのバージョンアップとして扱われていました。 セマンティックバージョニングについては、以下のサイトで確認することができます。 https://semver.org/lang/ja/ 概要を引用します APIの変更に互換性のない場合はメジャーバージョンを、 後方互換性があり機能性を追加した場合はマイナーバージョンを、 後方互換性を伴うバグ修正をした場合はパッチバージョンを上げます。 Laravelフレームワークのリリースについて 定期的にLTS(長期サポート)バージョンが発表されます。 バージョン5.5 (LTS) リリース:2017/8/30 バグ修正:2019/8/30 セキュリティ修正:2020/8/30 バージョン6 (LTS) リリース:2019/9/3 バグ修正:2021/9/3 セキュリティ修正:2022/9/3 また、6ヶ月ごとに新しいメジャーバージョンアップを期待することができます。2020年2月頃にはLaravel7がリリースされる可能性が高いです。 まとめ セマンティックバージョニングによって、リリースサイクルと下位互換性の有無がわかりやすくなりました。
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