ハマログ

株式会社イーツー・インフォの社員ブログ

暮古月 2019

皆さま、無事に仕事は納まりましたでしょうか。
納まってない方はお疲れ様です、あと少しですね。
ワタクシもすっきりと年末年始休暇に入るべく、ブログの投稿納めをしたいと思います。

さて、昨年の紅葉狩りは台風の塩害があり、遠目には綺麗にみえても近づくと葉がボロボロだったりしていました。
今年も台風は多かったですし、被害が大きかったこともあり、どんな塩梅かと心配しながら昨年と同じく円覚寺に参りました。

杞憂でしたね!

天高く、眩い紅葉の鮮やかさ。
前日に一日雨が続いたのが嘘のように、からりと晴れた穏やかな日和だったので暖かいなかで紅葉狩りを堪能できました。

陽を受けて、本当に綺麗に色づいた葉が空に映えることと言ったら!
言葉もないとは正にこのことで、ブログとは……となってしまいますが、ワタクシの微妙な写真でも綺麗の欠片くらいは伝わるはずと、めげずに散策にいそしみました。

前述した通り、昨年は塩害の様子をまざまざと見せつけられたのですが、今年は(被害が全くないわけではないのでしょうけれど)目にした範囲ではとても綺麗な葉が多かったです。

紅葉ばかりではなく黄葉も見事でしたし、グラデーションの美しさには自然の妙を感じます。

本当であれば、ここで明月院にも足を延ばしたかったのですが体力的な限界を感じて帰宅の途につきました。

さて、これで締めとしてもよいかなという感もありますが、若干スペース余っている恐怖に捕らわれたので余談でも。

 

消閑私記

以前、このネタを書いたのは去年の2月だったのですね。
己でも忘れるくらいネタとしては微妙なのですが、余談としては良い塩梅と信じて。
今年語るならばこれしかない、という本です。

十二国記シリーズ
著者:小野不由美

本当に素晴らしい本なので、紹介するなんてワタクシには荷が勝ちすぎるのですが敢えての挑戦です(無謀)

知らない方にどういう本なのか、と問われれば、中華風のファンタジー小説だ、と答えるのが妥当なのでしょう。
分量としても全部だと15冊ではあるものの、一つの物語が終わるのは文庫1~2冊程度のボリュームなので、手に取りやすいと言えます。
では、ファンタジー小説というイメージから軽く読めるものか、というと、無理ですね! と断言できます。

まず、物凄く漢字が多いです。
これが、笑いごとではないレベルです。
登場人物・建物や食べ物等の用語が全てが漢字。しかも難読漢字やら当て字だったりなどが目白押し。
初出こそルビが振られますが、当然その後は出てきません。
これだけで挫折するといわれても、仕方ないレベル。

そこを乗り越えても、登場人物に襲い掛かる人の弱さや悪辣さ、波状攻撃でくる理不尽な出来事、命の危機。
正直に言って、心が折れます。
なにせ序盤から中盤にかけては(時には終盤まで)、希望も癒しも無いことが殆どなので耐えきれない。
休憩を挟んで、心を立て直してからじゃないと最後まで辿り着けません。

そんな壁の高さもさることながら、一番の壁は「この物語が勧善懲悪ではない」ということかもしれないと個人的には思ってます。
どう考えても悪人としか思えない人物に、登場人物は苦しめられ、時には無念の死を遂げる。
その悪人に対して、討ち果たせる時もあるとはいえ、状況的に妥協せざるを得ない場合が多々ある。
または、周囲の環境に押し流されて結果的に悪と思われる行為に手を出さざるを得なかった、というのは本当に悪人なのか。
はたまた、善意からの行動であるのに、行為の結果は悪となってしまう、そんな場合は……。

読んでいる最中に突き付けられる問いに、恐らくすっきりした答えは出ません。
だからこそ面白いとも思えるのですけれど、勧善懲悪な爽快感はないのでフラストレーションがたまるとも言えます。
そうなると次を読もうという気力が尽きるということもあるのでは、と。

ただ、物語の最後には、確実に一歩進んでいるのです。
その一歩の為に、登場人物の多くが苦悩し、血を吐くような思いで苦闘して、時に命がけで祈りを託す。
そんな思いを読んでいるからこそ、その貴重な一歩を踏み出す瞬間を見たいと、最後まで見届けたいと強く思うのです。

興味を持たれた方には、是非とも読んで頂きたいですが、壁もあるので一気買いはおすすめしません。
乗り越えられるかを、最初の2冊(月の影 影の海・上下巻)で様子見をして頂ければ、と思います。
たぶん、上巻がかなり厳しいと思うのですが何とか乗り越えて頂きたい!

今なら18年新刊を待つということはしなくて良いのです。絶好のチャンスです!

と、紹介なのか何なのか分からないことになってしまいましたが、スペースは埋まった感ありますので(語り足りない気もしつつ)この辺で締めたいと思います。

今年は年号が改まるという一大イベントを筆頭に、色々と世の出来事は盛り沢山な一年だったような気がします。
そんな中でも楽しく植物鑑賞できたことは、良い一年だったと締め括っていいかな、と思っています。
来年もまったりペースで歩んでいければいいなと思いつつ、ブログ納めといたします。
皆さま、よいお年をお迎えください。

植物観賞

K   K   2019年12月27日


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