霞初月 2020
十二支も始めに戻って子年な2020年。
鑑賞始めをどうしようかと考えましたが、毎度お世話になる大船フラワーセンターとさせて頂きました。
新春早々に訪れた為、園内のそこかしこに寿ぎな雰囲気がありました。
子年な花文字のお出迎えがあったり、盆栽コーナーにはこっそりとネズミさんの姿も。
正月飾り? なコーナーもありました。細やかな飾りが可愛らしかったです。
さて、冬の花となると水仙が思い浮かぶのですが、水仙もこれまた色々な品種がありますね。
真っ先に思い浮かぶニホンズイセンは、花弁の白と副花冠の黄色のコントラストが綺麗です。
花弁と副花冠の色彩コントラストが楽しい水仙ですが、色が同系統なものも違った味わい。
こちらは品種名の札が見当たらなかったのですが、黄房スイセンでしょうか。暖色系なこともあって可愛い雰囲気がします。
一転、白一色が清冽な美しさを感じさせるこちらの白水仙は、ペーパーホワイトという品種だそう。
紙の白さから付いたのかな……という品種名も、花と一緒に噛み締めるとどことなく上品に聞こえてくるマジック。
水仙を堪能しながら歩いていきますと、木瓜の花がぽつぽつと咲いていました。
名古屋寒木瓜は、鮮やかな赤が美しかったのですが……ちっとも上達しないアレソレなお陰で伝わらない感が凄まじい。無念です。
もう一種の木瓜は、雲の峯という品種。
こちらは色合いも麗らかな感じで、先ほどの名古屋寒木瓜よりは良い感じに撮れた、のではないかなと(錯覚)
そんなこんなで、冬真っ盛りとはいえそれなりに暖かな日和だったので、のんびり散策できました。
良い鑑賞始めとなった2020年、幸先良いとホクホクしつつ今年もまったり鑑賞に励みたいと思います。