メタバース時代到来で映画の世界がついに現実に
映画は好きですか?
私はこの冬見たい映画で溢れていて、休みの日は映画館に行くことが増えそうです!
とくにSF映画の中に出てくる世界って現実からかけ離れていることが多いですが、それをうまくリアリティのある表現がされていて技術の進化にも驚かされるところではあります。
「仮想空間の中で現実とは違う世界を体験する」という内容の映画で思いつく映画は多数存在しますし、
(個人的にはマトリックスとかレディ・プレイヤー1、サマーウォーズが思い浮かびました)
しかしながら、その映画だけで見ていた世界が現実になるのも近いのでは?と最近感じるようになりました。
「メタバース」という言葉を最近よく耳にするようになったからです。
メタバースとは
インターネットの三次元の仮想空間の総称。
「メタバース」の名前の由来は、SF作家ニール・スティーヴンスン著「スノウ・クラッシュ(1992年発表)」に登場する架空の仮想空間サービスに付けられた名前が元と言われていて、超(meta)と宇宙(universe)を組み合わせた造語だそう。
昨今、仮想空間のサービスが増えてきて、その名称としてこの「メタバース」が採用されたたそうです。
メタバースの活用例としては、自分の分身となるアバターを作成し仮想空間に入り込み、メタバース内のコンテンツで遊んだり、他のユーザーとのコミュニケーションを楽しむことなどが挙げられます。
リアルな現実で足枷になっているようなことがメタバースでは解決され、
メリットをいくつかあげると
・空間や場所の制限がない
・時間をかけて交通機関を使って移動しなくて済む
・気軽に非日常を味わえる
など挙げようとすればたくさんメリットはありますね。
とくにコロナ禍において、このメタバースのサービスがさらに加速した印象です。
特に2020年大ヒットしたNintendo Switch用ゲーム「あつまれ!どうぶつの森」がコロナ禍において代表的にあげられるメタバースの例ですね。
人との接触や移動の制限されるようになった世の中で、今までの現実世界の代理としてメタバースが利用されています。
例えば、毎年渋谷ではハロウィーンの日にはかなり多くの人たちが集まっていました。
しかしパンデミックによって人が集まることが懸念されていましたが、昨年から渋谷区公認の仮想空間の街「バーチャル渋谷」でハロウィーンで楽しむイベントの開催が始まりました。
ただ、現状ではリアリティというところが課題になるかと思います。
やはり現実で人と接する、その場所に行くこととどうしても感覚に差が出てしまいますよね。
しかし、昨今はこのメタバースを活用した新しいビジネスに参入する企業が増えてきています。
特にFacebook社が社名を「Meta(メタ)」に変更したことは業界的にも大きな注目を集めています。
Meta: ソーシャルテクノロジー企業
そして「メタバース」構築へ多額の投資をすることも発表されています。
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メタバースのメリットとして、「仮想空間内では国境や政治、物価の差がないから格差をなくせる」と挙げている方もいますが、それが可能だとしても、今後あらゆるビジネスの参入でそうもいかなくなるだろうし、現実世界の理想をすべてメタバースで実現するのは難しいと個人的には思ってしまいます。
ただ、映画の世界の話だと思っていたことがまさか現実になるなんて思ってもいなかったところから、ここまで現実に近づいてきたので、今夢の話だと思っていることが実現した未来が来る可能性は大いにあるのでワクワクしますね!ぜひ生きている間に体験したいものです。