露隠月 2022
ハロウィンを過ぎても、道産子としてはまだ夏の暑さ。
残暑としては厳しくはなかったのですが、その暑さでは紅葉狩りという気分にもなれず。
どうしようかと唸った結果、山下公園から港の見える丘公園と、先月に続いての秋薔薇鑑賞へ参りました。
振り返ってみると、薔薇を目当てに山下公園とかには来たことがなかった気がして、かなり新鮮な心地でした。
いつものフラワーセンターでもよく見る品種アイスバーグも、氷川丸を背負うと違った趣に見えてしまう単純なワタクシ。
気品ばかりではなく、どことなく格好良い雰囲気が漂う気がするのは……単純すぎるかもしれません。
ふっくらとした咲き振りが可愛らしかったのはウィンダーメアという品種。
海風が心地よくて散策の時間も伸びてしまい、このまま帰ろうかとも思ってしまいました。
が、久々の遠出でしたので、やや疲れを訴える足を励まして港の見える丘公園へ。
姉妹都市(仏・リヨン市)からの寄贈というコケット・ロマンティカは、パッと見ると花束のようにも見える咲き振りで可愛らしい雰囲気。
バターカップという品種は、半八重咲きの花弁がとても優美な佇まい。
同じく、半八重咲きなスキャボローフェアという品種は色合いが柔らかく、可憐というのがぴったりの薔薇でした。
最後はホワイトメイディランドという白薔薇。気品を感じる白と、ふわふわと広がる優雅な花弁が美しいですね。
写真は一輪で撮っていますが、沢山咲いていて見応えありました。
かように月の前半は暑かったので秋とは…となっていましたが、下旬は漸く秋を実感できる気温になってきました。
そして、来月はもう年の瀬。
無事に仕事を納められるよう頑張りたいところです。