AWS Lightsailで構築してみた。
AWSに始まってGCPと来て、今度は「軽いやつなんでLightsailで構築して。ささっと」というお達しが来まして。
へえへえどんなもんだべか、と調べたところ、
(゜々。)<なんかインスタンス作るだけで公開サイトできちゃうっぽい????
AWSならインスタンスを作る前に、
『VPC作ってサブネット作ってネットワークACLやらあれやらそれやらをこさえて、
それからEC2のコンソールでインスタンス作って、そっからセキュリティグループやらALBやら作って、Route53からアクセスの誘導を設定して……』
と、そこそこやることがあるわけですが。
『Lightsailだとインスタンスを作成するだけで「こんにちわ」ともうアクセスできる』っていう。
(゜々。)<なにこれすごい。
小規模構成に割り切ってお手軽にインスタンス≒サーバが作れるので、レンタルサーバの感覚でもう用意できちゃうっていう。
(੭ ᐕ)<うわー、すごーい。
……なんて喜ばしい一方。
いきなりパブリックIPが振られてるのでさっさとネットワーク機能のファイアウォールでIP制限掛けないと危なかったり、
パブリックIPが最初から付与されてるけど……実はこれ静的IPじゃなくて動的IP。
インスタンスを止めてもっかい動かしたりするとパブリックIPが変わっちゃうという困ったちゃん。
IPにドメイン名を設定したあとにインスタンス止めちゃったりなんかすると、再設定が必要になります。
(゜々。)<……ええ、やりましたよ。
静的IPのアタッチも機能的にカバーされてるので、Lightsailで構築するときはそこんとこ注意。
腰を据えて使うつもりならまずは『静的IPをアタッチ』が必須。
逆に言えば注意点はそのぐらいで、あとは割とサクッと必要なものを揃えられる構造になってます。
『自動バックアップ≒スナップショット機能がカバーされてる』とか。
『メトリクスでCPU使用率の監視が設定できる』とか。
AWSでフルスクラッチで構築するのに比べると、
『細かいところまでは手を入れられないけど、必要最低限の構築を手早く行えるお手軽なサービス』
って感じですね。
AWSがフライトシミュレーターなら、Lightsailはエースコンバット。
あるいは、AWSが鉄騎ならLightsailはアーマードコア。
(゜々。)<……例えがマニアックすぎるか。
マニュアル車とオートマ車だと「流石にそれ以上の差異はあるよ」って感じなもので。
ひとふた昔前のHTMLなサイトを置くなら、レンタルサーバーよりこっちのが楽かもしれない。
もちろんある程度の構築経験値は必要だろうけど。
(੭ ᐕ)<そんなLightsailの話。
Y.W 2023年9月4日
関連記事
先にまとめ Aurora MySQLのパラメーターグループで、innodb_bu…
次の投稿 →
ムーンフェイズ調整用アプリ