露隠月 2024
漸く冬の気配を感じられるようになった今日この頃。
寒さ感じる風に、引き籠りの気力だけが高まる季節です。
そんな冬眠にまっしぐらな心をなだめつつ、何とか出かけられる範囲にある大船フラワーセンターに感謝しつつ秋薔薇の鑑賞へ出かけました。
秋の薔薇は、春の爛漫といった雰囲気とは違っていますが、猛暑を乗り越えての開花だと思うと何とも健気で凛とした風情を感じてしまいます。
薔薇エリアにくると、まず見てしまうのはファビュラス!という白薔薇。
説明書きに『花名は「素晴らしい!」の意味』とありまして、感嘆符も入れるんだ…いやでも感嘆符までが花名だし…と、しばしツボに入ってしまったりしてました。
ワタクシこの感嘆符に惹かれてる可能性も出てきた気がします。
感嘆符につられてテンションが上がったところで、豪華な花弁が美しいコティヨンが目に映りました。
豪華な花弁なためか、はたまた暖色なせいか、ふわふわとした感じが可愛らしい印象にも思えます。
暖色といえば、あまり上手く撮れないと苦手に思っているのが黄色です。
が、今回は割と上手く撮れたのでは?!となったのがフリージアという薔薇。いつもボンヤリとしてしまうのですが、今回は可愛らしく撮れたとホクホクしています。
可愛く撮れた薔薇は他にもありまして、トーナメント オブ ローゼスという薔薇です。
柔らかな色合いと薔薇の可憐さがワタクシの腕を遥かに凌駕してくれたお陰です、ありがたや。
そんなこんなで薔薇エリアの締めは、やはり白薔薇で。いつもうっとり見入ってしまうアイスバーグです。
センス無しなワタクシとしてはどの薔薇も美しくて名花というのもピンとは来ないのですが、ふと綺麗だなと立ち止まるとアイスバーグだった…ということが頻発するので、やはり名花というのはどこか違うのかもしれません。
最後にツワブキをみて帰ることに。
ツワブキは花の色のせいか、いつも春の花かな?と思ってしまうポンコツなので冬に見ると吃驚しつつ、嬉しくもなる花です。
漸く暑さが去ったと胸を撫でおろしているところではありますが、体調を崩しがちな日々でもあります。
自愛に励みつつ、無事に年末を迎えられたら良いなと思います。