Microsoft Graph APIを触ってみた

何ができるの?

公式ドキュメントの説明では

「Microsoft Graph は、Microsoft Entraや Microsoft 365 などの Microsoft クラウド サービスのデータとインテリジェンスへのゲートウェイです。」

と書いてある。

公式の説明というのは正確さや対象の読者などいろいろなものを勘案しているが故に煙に巻かれたような説明になるものだが翻訳すると「この窓口を使えばいろんなMSのサービスに一元的にアクセスできます」ってことらしい。

具体的にはOneDrive、SharePoint、Teamsなどの情報を見たり作ったりできる。

どうやってやるの?

REST APIもしくはSDKを使ってアクセスする。

例えば以下のようにREST APIにPOSTするとTeamsの会議が作成できる。

POST https://graph.microsoft.com/v1.0/me/onlineMeetings
Content-Type: application/json

{
"startDateTime":"2019-07-12T14:30:34.2444915-07:00",
"endDateTime":"2019-07-12T15:00:34.2464912-07:00",
"subject":"User meeting",
"joinMeetingIdSettings": {
"isPasscodeRequired": true
}
}

便利ツール

実はこのAPIを簡単に試せるGraph Explorerというものがある。

https://developer.microsoft.com/en-us/graph/graph-explorer

これを使うとどんな風にAPIを叩くのか、どんな情報が返ってくるのかなど、GUI上ですぐに実際に試せるのでイメージしやすくて便利

機会があれば使ってみて欲しい。

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