早苗月 2025

何となく藤の見頃はGWあたりという認識でいたのですけども、それよりはもう少し早い時期でありました。
ウッカリと見逃すところでしたがギリギリ間に合った藤の花見は、いつものフラワーセンターです。

藤棚の近くまで行くと、ふわりと良い藤の香りが堪能できるのが何とも素晴らしい癒しです。
また藤の紫が風に揺れる様も良き風情です。

藤棚となっているのも好きですが、地植えの藤も見応えがあります。
桃色の藤は終わり頃なのか、高いところに少し咲いている様子を見ることができました。
と、首にやや無理を強いた後で、低い位置に名残のような一房を発見したり。

藤の紫は如何にも艶やかな雰囲気なのですが、白藤になると楚々とした風情が加わって艶めきも違った趣。

さて、この時はモッコウバラも満開で見頃を迎えていました。
黄のモッコウバラは華やかな雰囲気。いや決して枝ぶりが派手とかそういうことではありません。

対ということではないかもしれないですが、白のモッコウバラもありまして。
割と大きいので枝の内側に入り込めて、中ではほんのりとした香りに包まれ良い心地だったのでした。

大きくて白いといえば、この日はヒトツバタゴの花もみることができました。
遠目にみると何だあの白いのは?という驚きがあるのですが、近くでみると可愛らしい雰囲気の花でした。

肝心の連休といえば、少々遠出をしまして円山公園と北海道神宮へ散策に。
円山公園では満開のイトザクラが見れました! 枝垂れ具合が素敵な風情です。
調べてみたところ、枝が垂れ下がるエドヒガンということのようです。

なお、北海道神宮は初参拝でした。
円山公園から行けるんだ…という元サッポロ民とは思えぬ感想を抱きつつ、参拝へ向かいました。
ここでもイトザクラが咲いているのを見てホッコリし、想像してたよりも大きな社殿に目を見張りました。

参拝を終えて気の向くまま足を踏み入れた先では、終わり頃のソメイヨシノが咲いていました。
花弁が絨毯のようで満開の時とは違った趣の美しさ。

そして白い桜は満開だー!と喜んで写真を撮っていたのですが、帰宅後に調べてみたらどうやらスモモらしいです。
知ってから見返せば、確かに花の雰囲気が違う感じがします。

と、北海道で一か月くらい季節を遡って今年ラストの桜のお花見をしてきました。
どんよりなお天気が続きますが、来月は紫陽花が咲く頃。それを楽しみにどんよりを乗り切りたいと思います。

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