露隠月 2025

秋のお出かけし易い気温にホッとしつつ、初旬には秋の薔薇を鑑賞してきました。
お目当ては薔薇だったのですが、大会が始まったばかりの菊の作品が壮観でありました。

あまり見たことのない色合いに見とれたり、食用菊ではないのにお浸しにしたら美味しそう…と食欲の秋丸出しな感想に浸ったり。

さて、今回は秋薔薇の鑑賞がお目当てです。
前日に雨が降ったのか朝の水やりかで露が滴る瑞々しい薔薇も沢山鑑賞できました。
ピースという薔薇は、淡い黄の花弁の先が薄っすらとピンクに染まっている色合いが美しかったです。

ブラックバカラは、花弁を触って質感を確かめたくなる衝動を堪える試練の薔薇。今回も頑張って撮るだけに留めたのです。

ファビュラス!は、割と珍しい感じで撮ったなぁという感想(1枚目)。珍しく感じるのは、何となくで何処とも言えないのですが。
(大事なので念のため記載しますが、!までが品種名です)

夜間開園もしていたので、こちらも見てみました。
ライティングの効果もあって、昼とは違った雰囲気もなかなか乙な感じでした。
ただ、月などは綺麗に撮れないのが心残り。

下旬には紅葉を見に行きました。
紅葉のグラデーションも、一色に染まる銀杏も深まる秋を感じられて素敵でした。

黄色尽くしな感もありますが、ツワブキも盛りで鮮やかな黄が寒風を束の間忘れさせてくれました。

漸く寒さにも身体が慣れてきて、鑑賞もだいぶ楽になってきて心地良い季節。
そして来月はいよいよ年の瀬が迫る頃。油断して風邪などひかぬよう気を付けて鑑賞に励もうと思います。