ソフトウェア品質特性を調べてみた3~互換性~

前回の続きで今回は「互換性」についてまとめます。「互換性」は利用環境(ブラウザやOSといったソフトウェア、モバイル端末やネットワークケーブルといった機器も含む)のバリエーションに対して柔軟に対応できるかの度合いです。

解説記事はこちら

ソフトウェアの「品質特性」とは?8つの品質特性と31の品質副特性を詳しく紹介

「互換性 (Compatibility)」には2つの品質副特性があります

  • 共存性(Co-existence):他ソフトウェアに悪影響を与えたり、悪影響を受けたりせずに動作するか
  • 相互運用性 (Interoperability):他ソフトウェアや他機器と連携できるか

今回も、イメージしやすいように例を考えてみます。

種類副特性テスト観点の例
ECサイト共存性異なるWebブラウザ(Chrome, Safari, Edgeなど)の環境でレイアウト崩れや操作上の問題が発生しないこと主要なブラウザ、バージョン、OS、デバイスの組み合わせで、サイトの表示や機能の動作に問題がないかの確認
相互運用性外部決済サービス(例:PayPay、キャリア決済)のAPIと滞りなく連携し、正確に決済処理が完了すること連携する各外部サービスとの間で、データ送受信の仕様やフォーマットが正しく守られ、エラーなく処理が完了するかの検証
求人サイト共存性企業側の管理画面を複数の採用担当者が同時に操作しても、データベースの競合や処理エラーが発生しないこと複数のユーザーアカウントから同一のデータに対する編集・保存操作を同時に行い、データの一貫性が保たれるかの検証
相互運用性外部の採用管理システムと応募者データがシームレスに連携できること応募者データがシステム間で連携される際、項目漏れや形式エラーがなく、意図した通りにマッピングされるかの検証

今回はイメージしやすかったかな。次回「使用性」に続く。

余談

アイキャッチは、ある日のハングリータイガー 横浜モアーズ店です。はまフレンドの割引購入券+健康診断でいただいたお食事券を利用し、お得に美味しくいただきました。

おしまい。ここまで読んでいただきありがとうございました。