画面表示内容が不正となるとき、不具合とするかどうかについて

背景

以前、ある求人サイトの試験業務をしていました。
管理者のみアクセスできる管理画面と一般ユーザーがアクセス可能なフロント画面で構成されていて

  • 管理者が管理画面にて求人データを作成
  • 作成したデータがフロント画面に表示され、一般ユーザーが求人データを閲覧、応募などできる

というようなシステムでした。

事象

試験の中で「管理画面で各項目に設定可能な最大文字数を設定したデータを作成したとき、フロント画面で表示崩れなど発生していないか」を確認するため、何も考えずに最大文字数を設定したデータを作成したところ、フロント画面で

  • 年間休日数:9999999999日

と表示されてしまいました。

年間休日ということで最大でも365日(うるう年だけ稼働。こ〇亀の〇暮みたい)だとしても、9999999999日は上限を突破しています。
単純に考えれば不具合となるのですが、場合によっては不具合としないケースもあります。

ポイント①:運用可能か

画面表示が不正となるのは「管理画面で年間休日に1から365までの数字以外を入れたとき」のみです。そして管理画面はサイト運用者しかアクセスできません。
そのため、運用者が保存時に気を付ければ事象は発生しません。

操作する人が運用者なので、わざと不正値を入れるというケースも考えなくてよいと思います。
※一般ユーザーが設定可能な部分は話が別です。どんな操作が行われても耐えられる必要があると思っています。

ポイント②:QCDの観点で優先か

「運用カバー可能な範囲は対応するので開発費用は抑えてほしい」と要望も出ることがあります。

バリデーションチェックを設けるにしても実装やテストが必要なので、Quality(品質)Cost(コスト)Delivery(納期)のどこを優先するかによって、対応する/しないが決まってくる見込みです。

纏め

画面表示がおかしいと感じても、ケースによっては不具合としない場合もあるという場面を展開しました。
発見した事象を関係者に報告するかどうかについても、時と場合によるかと思います。

作業の進め方について、参考になれば幸いです。