Webディレクターと一言で言っても、会社の業種によって役割は大きく変わります。特にシステム開発会社のディレクターは、一般的なWeb制作ディレクターよりも「システム寄り」の仕事になることが多いです。
システム開発会社のディレクターの場合、代表的な業務は次のようなものです。
- クライアントの要望ヒアリング
- 要件の整理
- 仕様の整理
- スケジュール管理
- テスト確認
- リリース調整
Webディレクターというと、「進行管理の仕事」というイメージを持たれることが多いかもしれません。(自分もそうでした)
もちろんスケジュール管理も重要な仕事ですが、実際に現場で感じるのは「情報整理」が大半をしめるということです。エンジニアやデザイナー、QAチームが動きやすいように、情報を整理して橋渡しする役割とも言えます。
Webディレクターの仕事は9割が情報整理?
なぜ情報整理が必要なのか
Web制作やシステム開発のプロジェクトでは、さまざまな立場の人が関わります。
例えば
- クライアント
- エンジニア
- デザイナー
- QAチーム
それぞれの立場によって、見ている視点や使う言葉が違います。
そのため、そのままでは
「要望が曖昧になる」「認識がズレる」「情報が散らばる」
という状態になりがちです。そこで必要になるのが情報整理です。
Webディレクターが整理している情報は次のようなものです。
- 要望の整理
- 仕様の整理
- スケジュールの整理
- コミュニケーションの整理
そして整理した情報をそれぞれの立場の人にむけて、情報をまとめて必要な人に共有し、判断しやすい形にする。
この業務がとても重要になります。
要望、仕様、スケジュール、コミュニケーションなどバラバラになりがちな情報を整理することでプロジェクト全体が動きやすくなるため、システム開発会社のWebディレクターに求められる大切な役割のひとつと言えそうです。
豆知識:要件は2種類ある
要件を整理するとき、覚えておくと便利なのが機能要件 / 非機能要件という考え方です。
機能要件:システムが「何をするか」
非機能要件:システムが「どのように動くか」
例えばこんな場面があります。
クライアント:「こういう機能ってできますか?」
ディレクター:「できるかもしれないけど…どういう仕様になるか?」
クライアントの要望のままエンジニアに聞くと
「仕様が曖昧」「前提条件が不明」「実装イメージがない」
という状態になり、話がすすみません。
そこでディレクターは
- 何を実現したいのか
- 誰が使うのか
- どんな条件で動くのか
このあたりを整理してから相談すると要件の漏れが減りやすく、話が進みやすくなります。
日々の仕事の中で、少しずつ情報整理力を磨いていきたいです。





