試験仕様書の記載粒度について

タイトルの通り、今回は試験仕様書の記載粒度(粗さ / 細かさ)についてです。

前提の話として試験仕様書は、確認内容(操作手順) / 期待結果 / 結果欄で構成されている表で、「確認したいことを行って、期待結果通りになっている/いないを確認し、結果欄を更新する」という使い方をしています。

※より試験をしやすくするため 備考欄を設けたり、前提条件欄があったりもします。


想定通り動作することを確認するための資料なので、試験仕様書自体の正解はありません。
PJごとに求められている試験が行えるのであれば問題ないため、記載内容が細かいもの、粗いもの 様々な試験仕様書が作成されます

それぞれにメリット/デメリットがあるので、纏めてみました。

粒度が粗い試験仕様書

  • メリット
    • 作成時間が短縮できる
    • 文章量が少なく可読性が高い
  • デメリット
    • 詳細な手順がないため、できる人が限られる(属人化)
    • 後から同じ試験を行おうとしても手順が同一とならない可能性がある

粒度が細かい試験仕様書

  • メリット
    • 誰でも同じ品質で試験が可能となる
    • 後から作業内容を確認するとなったとき証跡となる
  • デメリット
    • 作成に時間がかかるだけでなく、仕様変更時もメンテナンスにかかる時間が増加する
    • 文章量が多いと、記載内容の見間違えが発生する可能性が高くなる

PJごとQCD(Q:品質、C:コスト、D:期日)の優先度が異なるので、求められている試験仕粒度を意識して作業できればと思います。

補足(レビューをするとき)

正解がないため、レビューも難しい部分があります。時にはレビューする人の主観での判断になることもあります。
ただそういったときは主観であることは明確にし、なるべく修正の具体例を挙げるように心掛けています。