最近は、この歌にはまっている
確か昭和18年頃に作られたものだと思うが、なにぶんにもまだ生を受けていないため
定かではない。
その歌とは「さくら貝のうた」。
歌詞は次のようなもの(記憶にあるもので誤りもあるかも)
「うるわしき さくら貝ひとつ 去りゆく 君に捧げん
この貝は去年(こぞ)の浜辺で ひとり拾いし貝よ
ほのぼのと うす紅染むるは わが燃ゆる さみし血潮よ
はろばろと かうる香りは きみ恋うる 胸のさざなみ
ああなれど わが思いははかなく うつし世のなぎさに果てぬ」
言葉はこびの巧みさ、純粋さ、素朴さ、・・・・昭和時代の歌詞には味があった。