Googleアナリティクスのイベントトラッキング
Googleアナリティクスのイベントトラッキングについて。
数年後にはすべてのサイトがユニバーサルアナリティクスになりますが、
まだ数種類のトラッキングコードが残っているので整理しました。
トラッキング種別
時期により4種類のトラッキングコードが有ります
・Urchin(urchin.js)
・同期トラッキングコード(ga.js)
・非同期トラッキングコード(ga.js)
・ユニバーサルアナリティクス(analytics.js)
urchin.js
Urchin Software Corporationが開発していた統計解析システムのコードです。
2005年にGoogleに買収されました。
<script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "xx-xxxxxxx-x"; urchinTracker(); </script>
同期トラッキングコード
<script type="text/javascript"> var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www."); document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E")); </script> <script type="text/javascript"> var pageTracker = _gat._getTracker("UA-xxxx-xx"); pageTracker._initData(); pageTracker._trackPageview(); </script>
非同期トラッキングコード
<script type="text/javascript"> var _gaq = _gaq || []; _gaq.push(['_setAccount', 'UA-XXXXX-X']); _gaq.push(['_trackPageview']); (function() { var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true; ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? ' https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js'; var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s); })(); </script>
同期トラッキングコードでは、コード自体がページのレンダリングを妨げてしまうという問題点がありました。
この問題を解決するために、トラッキングを非同期でおこなうコードが作成されました。
ユニバーサルアナリティクス
今年の4月に正式リリースされたGoogleアナリティクスです。
ユニバーサルアナリティクスに移行する理由
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/upgrade/?hl=ja#benefits
<script> (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', 'UA-xxxxxxxx-x', 'auto'); ga('send', 'pageview'); </script>
ユニバーサルアナリティクス以外はそのうちサポート終了してしまうことがGoogle社より正式に公表されていますので、なるべく早いうちからユニバーサルアナリティクスを利用しましょう
イベントトラッキングの方法
さて本題です。
同期トラッキングコード、非同期トラッキングコード、ユニバーサルアナリティクスそれぞれのイベントトラッキングコードの書き方は以下のとおりです。
同期トラッキングコード
pageTracker._trackEvent('カテゴリ', 'アクション', 'ラベル', '値', false)
非同期トラッキングコード
_gaq.push(['_trackEvent', 'カテゴリ', 'アクション', 'ラベル', '値', true]
ユニバーサルアナリティクスのイベントトラッキングコード
ga('send', 'event', 'Category', 'Action', 'Label', Value);
カテゴリ(必須)
トラッキングするオブジェクトのグループ
アクション(必須)
カテゴリ内でユニークとなるアクション名を指定
ラベル(任意)
イベントデータに対して追加のラベル設定が必要な場合に指定
値(任意)
ユーザイベントに対する値を数値で指定。価格とか。
Non-interaction(任意)
直帰率計測対象とする場合にtrueを指定する。
以上、まとめでした。