Googleセーフブラウジングで警告が表示されてあせった話
Googleセーフブラウジング使っていますか?
Googleがウェブサイトをクローリングした結果、不正なソフトウェアがサイトに紛れ込んでいないかを自動的にチェックしてくれるサービスです。
ウェブマスターツールか、以下のURL辺りからアクセスできるっぽいけど、どちらにも入り口のページが見つかりませんでした。
http://www.google.com/transparencyreport/safebrowsing/?hl=ja
使い方ですが、以下の様なURLを指定することで利用することができます。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=【サイトURL】
弊社コーポレートサイトだと以下の様になります。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=e2info.co.jp
先日確認したところ、以下の様な表記が!
Google がこのサイトを巡回したときの状況
このサイトで過去 90 日間に Google がテストした 1 ページのうち 0 ページで、ユーザーの同意なしに不正なソフトウェアがダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。Google が最後にこのサイトを巡回したのは 2015-01-04 で、過去 90 日間にこのサイトで不審なコンテンツは検出されていません。
このサイトは 1 個のネットワーク(AS18068 (ACROSS) など)でホストされていたことが判明しました。
ユーザーの同意なしに不正なソフトウェアがダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました!!!!!
えええええええええええええ!?!?
となりますが、焦ってはいけません。
「Google がテストした 1 ページのうち 0 ページ」ということなので問題ありませんでした。
さて、表示の原因について調べてみましょう。以下のように表示されています。
このサイトは 1 個のネットワーク(AS18068 (ACROSS) など)でホストされていたことが判明しました
ということで、リンク先を見てみます。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=AS:18068
同一ネットワーク上の別サービスで問題が検出された時に、警告を表示するようです。
上記の場合、AS18068がAS番号と呼ばれるものになります。AS番号というのは”「Autonomous System」の略で、統一された運用ポリシーによって管理されたネットワークの集まりを示す。”とのことです。
※参考:https://www.nic.ad.jp/ja/ip/asnumber.html
ということで、やっと原因がわかりました。
グーグルが同じASのネットワーク上でホスティングされているサービスに不審な挙動を検知した場合、念のため警告を表示している。
ということでした。