テレワーク導入に向けて
弊社ではこの半年間、テレワーク導入に向けてコンサルティングを受けてきました。
テレワークと聞くと、テレオペ・テレアポのお仕事を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが
tel(離れた場所で)+work(仕事をする)
という意味で時間や場所に制限されずに働くことが出来るという勤務形態の1種となります。
在宅ワークという表現は昔からあったかと思いますが、ここにモバイル勤務(カフェなど)やサテライトオフィス勤務も含まれます。
弊社は女性社員の割合が多く、子育てをしながらでも働ける環境づくりをしたいということと、災害時や将来的にニアショア開発の拠点を作った場合などを想定してこのコンサルティングを受けることを決めました。
2008年よりテレワークの導入支援を行っているテレワークマネジメント社に訪問いただき、ご指導を受けました。
1.社内の担当者がテレワークに対する理解を深めるために説明を受ける
2.業務調査票の記入(現状の業務を洗い出して、テレワーク出来るものと出来ないものに分ける)
3.テレワーク研修(社員へのテレワークに対する説明)
4.テレワークトライアル(数名を対象としたテレワーク勤務実践)
という流れで進んでいき、あとは課題の洗い出しと本格導入に向けての検討という段階となりました。
こちらは先日、テレワークマネジメントさんからテレワーク研修を受けている様子です(^^)
よくある課題として、「テレワーク勤務者がきちんと働いているか管理できないのでは・・」という管理者側の懸念があるようですが、意外だったのは働く側も「さぼっていると思われないようにしなくては」という理由からオーバーワークになってしまうケースがあるようです。
コミュニケーションや信頼関係はテレワークを行う前提としてとても大事ですね。。
テレワークトライアルは開発部を対象に自宅で勤務を行いました。
作業が止まってしまう程の問題はありませんでしたが、通信速度が遅くてストレスがたまる、ノートPCではやりづらいなどの課題も出てきました。
みんなと顔を合わせたい、さみしい!というかわいい意見も・・(^^*)
IT業界は比較的テレワークを導入しやすいと感じていますが、そうではない業界でも導入を進めている企業が増えているとの事です。
当然ですがテレワークは会社、社員ともにメリットが無いと導入を進めていくことは難しいと感じています。
優良な人材を確保する、長く働いてもらうということを念頭においてじっくり進めていきたいと思います。