CocoaPodsでiPhoneアプリ用のライブラリを管理する
RubyのRubyGem, PHPのcomposer, JavaのMavenなどのようなライブラリ管理が一般的になりましたが、iPhone/iPadアプリケーション開発にも同じような外部ライブラリ管理の仕組みがあります。
どうやら、CocoaPodsが標準になりそうです
Macのターミナルから以下のコマンドを実行してCocoaPodsをインストールします
$ sudo gem install cocoapods Fetching: i18n-0.7.0.gem (100%) Successfully installed i18n-0.7.0 Fetching: thread_safe-0.3.5.gem (100%) Successfully installed thread_safe-0.3.5 Fetching: tzinfo-1.2.2.gem (100%) Successfully installed tzinfo-1.2.2 # 略 Installing ri documentation for xcodeproj-0.26.3 20 gems installed $
続いてCocoaPodsのセットアップをおこないます。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
$ pod setup Setting up CocoaPods master repo Setup completed
ここまででインストールは完了です。
続いて実際にライブラリを取得してみます
引き続きターミナルで、XCodeのプロジェクトファイルがおいてあるディレクトリに移動して、initコマンドを実行します。
$ cd /Users/e2info/Desktop/Swift/Sandbox $ pod init
Podfileという名前のファイルが作成されます。
作成されたファイルに、以下の内容を記述します。
platform :ios, "8.0" use_frameworks! pod 'NSLogger'
続いて、同じディレクトリでターミナルよりinstallコマンドを実行します。
$ pod install Analyzing dependencies Downloading dependencies Installing NSLogger (1.5.1) Generating Pods project Integrating client project Sending stats $
正常に完了すると、Podsフォルダと【プロジェクト名】.xcworkspaceというワークスペースファイルが作成されます。このファイルからXCodeを起動すると、Podsフォルダが追加されインストールしたライブラリが利用できるようになります。