AWS EC2 Yum Update まとめ
暑い日が続きますね。休日は娘連れて絵本で有名な、せなけいこ展に行きました。 2~3点ゆっくり鑑賞でき、気持ち満喫しました。あとは追っかけっこで終わりましたw
さて、今回はLinuxを触る人なら、誰でも知ってるであろうyumコマンドのupdate時に気を付けておきたいことをまとめてみました。
【前提条件として】AWS – EC2(AmazonLinux)環境でyum updateをかける
まず、最初に気を付けたいことは、アップデートしたい対象(大体サービスが走っている本番環境など)に対して、 いきなりアップデートを走らせないことです。
なぜならシステムをアップデートさせることによって、各モジュール・デーモンなどがぶつかり合い、サービス自体が停止してしまう可能性があるからです。
サービスが停止してしまえば、元も子もありませんよね。
現在はAWSなど、クラウドサービスが普及しているので、同じ構成のサーバーなど作りやすいです。時代は進みましたねー
なので、テスト環境がない場合は、AWS AMIなどから同じサーバー構成のものを作成してしまい、そちらのアップデートチェックを行いましょう。
では以下、作業手順です。
- 対象サーバーのログイン
- update確認
$ yum check-update → なければexitで終了 - 一旦exit
- AWSコンソールログイン
- バックアップとしてAMIを作成する
- updateを行う
$ yum -y update - 一度アップデート後、更に更新するものがあるか確認
$ yum check-update - インスタンス再起動が必要か確認・再起動
$ needs-restarting
何かプロセス表示されれば要再起動
※ needs-restarting コマンドがない場合
$ yum -y install yum-utils
※ 再起動
$ reboot
- 再起動後、通常時と同じようにWEBサービスなどが表示・動作を確認
- 動作確認できれば終了
※ yum-update自体できない状態は要調査。
— 動作不可状態はインスタンス切り戻し —
対象EC2インスタンスのスペック参照
・インスタンスタイプ
・アベイラビリティゾーン
・セキュリティグループ
・VPC/サブネット
・プライベートip
・Elastic IP あれば
・ELB使用している場合は再登録
動作不可インスタンスを停止した後、新たにインスタンスを作成しなおす