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株式会社イーツー・インフォの社員ブログ

デバイスごとにフォントを変える方法

某案件で、クライアントの指定でGoogle FontのM PLUS Rounded 1cを使用しました。
すごくまろやかで可愛いフォントですが、テストの時に不具合が見つかりました。

Windows OSで20px以下だと見づらい?

Windows搭載のPCで確認したら、特定のブラウザーではなく、ほとんど全てのブラウザーが同じ現象が起きています。
M PLUS Rounded 1cの公式ページを見てみるとこんな感じです。

クリックして拡大で確認できます

画像のフォントサイズは16pxです。
見づらいかもしれませんが、Windowの方が筆画の太さが均一ではないし、くっついてるところもあります。

ユーザーエージェント判定してWindows OSのみ代用フォントに変更

不具合がないところを元のM PLUS Rounded 1cで表示させたいので、
こちらの記事【ユーザーエージェントを判定し、bodyに特定のクラスをつける方法】を参考して、Windows OSで20px以下の文字フォントをKosugi Maruに変更します。

記事にあるuserAgent.jsを置いて、CSSファイルに下記を追加:

.js_isNotWin {
    font-family: 'M PLUS Rounded 1c', sans-serif, "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "メイリオ", Meiryo, "MS Pゴシック";
}

.js_isWin {
    font-family: 'Kosugi Maru', sans-serif, "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "メイリオ", Meiryo, "MS Pゴシック";
}

Windowsで全てのフォントを変えるわけではないので、userAgent.jsで変えたい要素だけjs_isWinクラスを追加します。
今回はpタグをKosugi Maruに変えますが、pタグの中のhighlightクラスは20px以上なので、js_isNotWinクラスをつけてM PLUS Rounded 1cに戻します。

if (navigator.platform.indexOf("Win") != -1) {
    //Windowsならつけるクラス
    $('p').addClass('js_isWin');
    $('.section-index span').addClass('js_isWin');
    $('.highlight').addClass('js_isNotWin');
}

結論

ちょっと面倒ですが、どうしてもM PLUS Rounded 1cを使いたかったです。
(M PLUS Rounded 1cの数字の方がデザインに合うからです)
もし丸ゴシックであればなんでもいいなら、Kosugi Maruは小文字でも綺麗に表示できるのでおすすめします。

  yt   2020年4月17日


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