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株式会社イーツー・インフォの社員ブログ

花見月 2021

緊急事態宣言で引き籠り生活を満喫している間に、失ったものが2つあります。
それは、季節感と天気予報を見る習慣です……。

通勤時には恨めしく鬱々とする雨も、暴風雨でないのであれば和やかな心地で「いいお湿りだな」くらいで見守っていたりしたものです。
心の余裕が素晴らしい引き籠り生活。洗濯は室内干しなこともあって、あっという間に天気予報は生活からフェードアウトです。

ただ、忘れていた季節はすっかりと春爛漫!
そうです、雨が降ると桜が散るのです!!!

そんなこんなで先月は週末になると天候が崩れ、なかなかお花見にはいけませんでした。
ギリギリ月末になって漸く晴れた空に、果たしてどれだけ咲いているかとドキドキしながら、いつものフラワーセンターへ行ってきました。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ油断は出来ぬ状況なので開園直後を狙い、サッと行ってササッと帰る戦法です。

あまり天候の芳しくない日が続いていたので、期待はしすぎないようにしてましたが、ソメイヨシノは七~八分咲きくらいにはなっていました!

やはり蕾の桃色から薄っすら色づく白の花弁のグラデーションが美しいソメイヨシノ。
空の青も相まってなかなか清々しい感じに撮れました。

さて、他の桜といえば、まだ咲き始めといったものが多かったのですが、それでも数種類はお花見できる塩梅で咲いていてくれてました。

子福桜はもう葉桜の気配でしたが、花弁の先に切れ込みがあるせいかフリルのようにも見えてきて、小さめではあるものの華やかな雰囲気が感じられます。

咲き始めたばかりな手弱女は、名は体を表すとばかりの儚げな風情ですが、満開になるとまた違った味わいがありそうです。

桐ケ谷という品種は、鎌倉原産の桜だそうです。御車返しという別名もあるそうで、そう聞くと雅な佇まいに見えてくる単純なワタクシなのでした。

最後は桜ではなく、スノーフレークです。
俯き加減で咲く楚々とした雰囲気の花ですが、少々珍しい咲き方をしていたので思わず撮ってしまったのです。

風の悪戯か何かしらの要因で、上向きかつ全開で咲くスノーフレーク……!
なかなかこの角度でスノーフレークを見ることはないので、しみじみと見入ってしまいました。

4月上旬までは、まだ桜が見られそうとは思っていますが、果たしてどうなるかは天候次第といったところ。
何の憂いもなくお花見に浮かれるには時期尚早とは思うものの、花を見ている束の間だけは晴れやかな心地に浸れるもので、天気予報は見忘れても花は見忘れまい! な心構えで過ごして参る所存です。

植物観賞

  K   2021年4月1日


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