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AWS Developer Associate 試験を受験した件

先日 AWS Developer Associate(以下 「DVA」)を受験しましたので、学習方法の共有や試験に対しての所感を書いていこうと思います。

■ AWS Developer Associate(DVA)とは

AWS Certified Developer – Associate は、AWS のコアサービス、使用、基本的な AWS アーキテクチャのベストプラクティスに関する知識と理解、および AWS を使用したクラウドベースのアプリケーションの開発、デプロイ、およびデバッグの習熟度を示します。(https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/) より引用

と、公式は仰っていますが、よく分からないですよね。

簡単に言えばAWSを用いたアプリケーション開発・保守、インフラの構築に関して一定の能力があることを証明してくれる認定資格と言ったところです。

AWS認定は難易度別に、基礎レベル認定・アソシエイトレベル認定・プロフェッショナル認定の3段階に分類されており、DVAはアソシエイトレベル認定(中級レベル)の試験がの一つになります。※ アソシエイトレベル認定(中級レベル)は全部で三つあります。

 

■ 受験結果

814点(1000満点)で合格 *合格基準は720点以上

 

■ 学習期間

二ヶ月強

 

■ おすすめの学習方法

1、ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト

試験対策にも勿論使えるのですが、普段の開発でも使えそうな知識が分かりやすく書かれているのでおすすめです。

各章の終わりに練習問題があり理解度をチェックでき、巻末には模擬試験もあるので試験までに2,3周しておけば、合格ラインの実力は身につけられると思います。

※実際私は試験前までに2,3周近く読み込みました。

2、TechStock|AWS WEB問題集で学習しよう

確実に合格を目指すのであれば、このWeb問題集で学習することをお勧めします。練習問題が350問以上あり、実際のDVA試験のレベルに近い印象でした。

私は上記「ポケットスタディ」に加えて、こちらの問題も2周ほどして試験に臨み、無事合格することができました。「本番試験モード」という本番試験を想定した学習モードもあるので、それで85%以上を安定して取ることができれば、本試験でも合格点を取れるかと思います。

DVA以外の試験の問題も数多くあるので、これからAWS関連の試験を受ける方にもおすすめです。

(ハズレ参考書)

徹底攻略AWS認定デベロッパー – アソシエイト教科書

所謂、「黒本」と言うやつですね。なぜ「ハズレ」なのかというと、内容がDVAの試験よりも遥かに難しくより深い内容となっているため、試験勉強と言った点においては「ハズレ」になります。私はこちらの参考書を初めに買って面くらいました。こちらを購入してしまった方、安心してください。実際の試験はこれほど難しくはないので。ですが、試験に関係なくAWSのサービスについてより深く学習されたい方にはオススメです。

 

■ まとめ

同じ中級レベルのAWS Solution Architect Associate (SAA)に比べて、DVAの実際の試験問題は簡単だった印象です。※SAAは今年5月に受験し合格済み。

ですがDVAはより開発者向けの試験になるので、AWSコンソールをいじって実際にサービスを利用したことない人にとってはSAAの方が簡単に感じるかもしれません。

学習の取っ付き易さと難易度という点では SAA > DVAといった感じで、SAAの方が学習は進めやすいですが試験はより難しかった印象です。

DVA試験に合格するだけを目標とするならば、「おすすめの参考書」に記載した「ポケットスタディ」と「Web問題集」を学習しておけばまず落ちることはないのかなと思います。

元々AWSを利用した開発に携わっている方や基本的な知識を有している方は、「Web問題集」をひたすら解くだけで合格できるかもしれません。

以上、所感をつらつらと思うがままに書いてきましたが、今後受験の予定がある方にとって有益な情報になれば幸いです。

AWSAWS Developer Associate試験

  nishi   2022年11月4日


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