世界の検索エンジンを比べてみた
検索エンジンのシェアはグーグルが圧倒的なシェアを占めていますが、その国の言語や文化に特化した検索エンジンもなかなか面白いと思います。
今回はさまざまな国の検索エンジンを比較してみたいと思います!
Baidu(中国)
百度(バイドゥ)の文字の意味は「何百回もの」という意味で、理想を追い求めて粘り強く探し続けることを表しているそうです。
見た目はgoogleにてとてもシンプル。
検索エンジンとしてはもちろん中国国内では90%ほどの検索シェアを誇ることはもちろんのこと、中国ではインターネット検閲があることから、facebook等に代わるBaidu独自のユーザー同士で形成するSNSもBaiduでサービス提供しているそうです。
NAVER(韓国)
NAVERは、英語で「航海する」という意味の’Navigate’と、「~する人」を意味する’…er’を合わせた言葉で、読み方の「ネイバー」では英語の’Neighbor(隣人)に掛けているとのこと。
日本のYahoo! JAPANのようなイメージの検索ポータルで、NAVERの独自コンテンツが充実。
検索のほか、NAVER知識IN(Yahoo!知恵袋のような質問できるサービス)、NAVERニュース、NAVERブログ、カフェ(さまざまな趣味や意見交換のコミュニティ)などが多く利用されています。
StartPage(オランダ)
2006年にオランダで設立され、「世界でもっともプライベートな検索エンジン」と自ら謳っています。
ユーザーのプライバシー保護に重点を置き作られた検索エンジンです。ユーザーのデータを一切追跡や蓄積をしないのが特徴。閲覧履歴に基づいた広告の表示も行わないとのこと。
ECOSIA(ドイツ)
ドイツのベルリンの企業が開発した検索エンジンで、特徴的なのは「Ecosia」で検索をすると、開発した企業に広告収入が入り、この収入の80%は植樹活動を行っている非営利団体「WWF」に寄付されるそう。
つまり検索すればするほど世界のあらゆる場所に植樹された木が増え、今までに1憶2600万人本の植樹が行われたそうです。しかも数はどんどん増えています!
日常的に使う検索でエコな活動に貢献できるなんてとても画期的ですよね。
まだまだ世界にはその国に特化したり、新しい取り組みをした検索エンジンが多くあります。また機会があればぜひ紹介したいと思います。
※今回の記事はnana調べです。気になった方はご自身で試して、調べてみることをお勧めします!