草津月 2024
茹だるような暑さが続くなか干からびてしまった鑑賞心に何とか栄養をつぎ込み、上旬はラストの蓮見へと出かけたのでした。
所はもちろん大船フラワーセンターです。
そろそろ咲いている蓮も少なくなる頃ではあったものの、それでも結構な数を見ることができました。
やはり紅色が濃いと目を引きますが、中でも八重咲きともなれば華やかな雰囲気でパッと気分が上向きます。
同じように見えますが、清雅花鈿(←)と浪波(→)という別の品種なのです。
白の品種で綺麗だったのは千百万という品種、爪紅の孫夫人も上品な美しさでした。
今年ラストの蓮で可愛く撮れたと思うのが、美中心という品種です。
咲き初めしか見られなかったのですが、もしかすると咲いたらもう少し淡い色合いになるのかも?という感じもします。
そして、例年入口付近に設置されている蓮葉のシャワーが広場に増えていました。
いや、もしかすると前々から増えていたのかもですが、だいたい蓮の時は花に夢中で気づいてなかっただけかもしれません。
ともあれ水の軌跡が綺麗で、気持ちだけでも涼やかにもなるしとても楽しいものです。
夏季休暇に引き籠りすぎてしまったので、下旬は重い腰をあげて夜間開園に出かけてみました。
夕暮れにはホンノリした灯りも、日が落ちると色鮮やかに浮かび上がる感じで綺麗でした。
外のライトアップも綺麗なのですが、お目当てはグリーンハウスの展示です。
夜に咲く花の数々が展示されているのですが、今年はイランイランと、
他にも咲いている花はあったのですが、一番見たかった月下美人は今年も出会うことが叶いませんでした。無念。
さて、グリーンハウスの中でもライトアップは色々あったのでうっきうきと進んでいたのです。
ただ、どうしてなのでしょうか。
いえ電飾は可愛いと思うのです、ハエトリグサもウツボカズラも。
何故、食虫植物を垂れ幕(大きい)にしちゃったのでしょうか……いや、これが良いという方もいらっしゃるのかもですが。
ちなみに、垂れ幕見た後に実物ウツボカズラを見たら、(サイズが)可愛いな……と思えたので、もしかするとそういう効果を狙ったのかもしれない、ですね。
今月も暑さを凌ぎつつ、何とか鑑賞できたのは良かったです。
台風や地震でなかなか落ち着きませんが、願わくば一日でも早く暑さが和らいで欲しいものです。