竹酔月 2024
今月は、鑑賞の為だけに出かける…という気力が全く湧いてこないという危機的な状況でした。
夏バテなのかもしれないですが、何とか用事のついでに近場にあった日比谷公園を散策してみました。
思い付きの寄り道だった為、何か花が咲いているかどうかすらも分からぬまま彷徨ったのですが、案外と楽しかったです。
そんなこんなで、思わぬ日比谷公園デビューです。
そういった方面に全く明るくないので、野外音楽堂?があるのだよね??くらいのイメージしかなかったので、散策の第一印象も思ったより大きいな…という身も蓋もない感じ。
こんなに大きければ酷暑のなかでも咲いている花があるかもしれないとウロウロしてみましたら、凌霄花が咲いていました。
くっきりとしたオレンジが濃い緑に映えて、何やら元気がでる心地。暫し木陰から休憩がてら鑑賞しました。
他に見つけたのは百日紅! 盛夏に元気な花といえばで思い出す2つの花と出会えて、少しは季節と花を結び付けられるようになったのでは、と自画自賛なワタクシなのでした。
しかしながら時期的に花はやはり少なめでして、暑いし早めに退散か…と思った矢先、視界の端々にチラホラと映る謎の置物。
近づいてみると、色々な国からの寄贈物のようです。
野ざらしの石?と思いきや「ヤップ島の石貨」だったり、前衛芸術の碑?と思いきや「バイキングの古代北欧文字碑を模したもの」だったり。
楽しくなってきて探して見当たった突然のローマ(某FGO脳)にテンション上がったり。
うっかりと宝探し気分になってましたが、普通(?)の公園な風景もちゃんとありましてですね。
ワタクシの持つカモメのイメージよりは遥かに優美なカモメの噴水や、鷺だ!と当たりを付けて近づいたらペリカンだった噴水など、目に涼やかな光景にも出会えていたのです。
そして日比谷公会堂と噴水の風景。
やたらと噴水ばかり撮ってしまったのは、汗だくだくで水に入りたいという心の叫び…だったのかなと後から思うなどしました。
用事の都合もあって中に入ろうとは思わずその時は気づかなかったのですが、公会堂は現在休館中なのですね。
外観から感じられる歴史の趣に、時間があれば中に入ってみたいなとは思っていたので、また再開したら行ってみたいという気になりました。
途中で熱さましにと食べたアイスも美味しかったのですが、やはり暑すぎたので、次の機会は春秋の涼やかな季節にしたいものです。
そんなこんなで早や今年も後半、師走も視界に入ってくる時期になってしまいました。
漸く暑さも山を越えた感じで、このまま暑さがぶり返すことなく秋を長く楽しめるといいなと祈るばかりです。