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テスト設計技法 – 境界値分析

どうもーyasuです~ 本格的に夏ですねー カラッとした暑い日は好きです!

前回のブログで記載した通り、今回は境界値分析について記載していこうと思います。

【境界値分析】

ブラックボックステスト設計の一つで、システムやソフトウェアへの入力を、処理が変化するギリギリの値で試験を行う技法です。前回の同値分割法より細かく値を見ていきます。

同値分割法でのパターン分けは、全てのパターンを網羅することを主としていますが、境界値分析は、分岐の条件が正しく行われるか厳密に確認していきます。

 

例えば、以下のようなシステムの場合

 年齢を設定すると [10代未満/10代/20代/30代/40代以上] のどれかが表示されるシステム

 ※今回は、プルダウンで1~100の値を設定するとします。

 

境界値分析では、処理が切り替わるギリギリの値を試験するので、例の場合

・[10代未満]と[10代]の境界 ⇒ 9, 10を試験する

・[10代]と[20代]の境界 ⇒ 19, 20を試験する

・[20代]と[30代]の境界 ⇒ 29, 30を試験する

・[30代]と[40代以上]の境界 ⇒ 39, 40を試験する

となります。

 

プログラムの中で大小を比較する処理では、同値を含む場合と含まない場合の2種類が書き方(<と≦)がある場合が多く、記号の使い方を間違えて不正挙動となる場合がしばしばあります。

例えば、10代を検出するのに「10 ≦ 設定した値 かつ 設定した値 ≦ 20」としてしまうと、[20]を設定しても「10代」と表示されてしまいます(汗)

境界値分析で、19, 20の試験をしっかりやっておけば、こんなミスにも気づくことができます!

入力項目が日付や数値などの連続した値であるなら、処理が分岐する境界値は必ずチェックしたほうがいいと思いますー

 

次回は、デシジョンテーブルテストについて記載する予定です~

 

ちなみに、ダイエットはいい感じ!

ついに体脂肪率、内臓脂肪が標準域に!!

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  yasu   2018年8月10日


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