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歴史は生き残りし者が真実を伝える

戊辰戦争に端を発して、会津若松を戦じんに巻き込み、函館の五稜郭で終焉をむかえた明治維新があった。その経緯での中に会津若松の悲劇に飯盛山自刃の白虎隊物語がある。鶴ヶ城炎上と勘違いしての自刃した経緯は、ひとり生き残りし飯沼定吉より語られている。

飯沼定吉少年(15歳)は自刃したものの死にきれずにいたところ、会津藩下級藩士の印出新蔵の妻ハツに助けられ、落ち延び、後に白虎隊の悲劇を語っている。

歴史は戦いの勝者によって作られている。それはけして真実ではなく勝者に有利に働くように作られた物語である。

印出の名が歴史上ででてくるのはこのときのみです。直接の先祖ではありません。古河藩藩士 印出権ノ上吉信の子孫より

  孫竹   2013年9月26日


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