それは誰のものなのか
世の中には星の数ほどのサービスやアイデア、企画があふれかえっています。
どれも一生懸命考え、練りに練り、検証を重ねて「これは行ける!!」と期待を込めて世に送り出したことでしょう。
しかしながら、それら全てがヒットするわけではありません。
「ヒットしないほうが当たり前」
そんな声すら聞こえてきます。
ヒットしないほうが当たり前…簡単に言いますが、一生懸命考えた身にとっては、とても残念でガッカリしますね。
どうしてヒットしないのかな~~~。
……………そこで思い浮かぶのは、
「需要」です。
社内で「行ける!!」と盛り上がった企画は本当の本当に需要があるのか?
最終的に、誰が喜ぶのか?喜ぶ人の顔が、具体的に見えるか?
企画、ものづくりはとてもやりがいのある、楽しい仕事です。
しかし、プロジェクトがスタートした瞬間それはすでに自分たちのものではありません。
お届け先の、世界中にいるかもしれない、それを待ち望んでいる人たちのものに成り得るか?
「ヒットしないな~~~、こんなはずでは…」と頭を抱えるまえに、
「需要」を冷静に判断できるようになりたいものです。