EC2インスタンスにAWS Systems Manager Session Managerで接続する AWSのEC2インスタンスに、エンジニアのPCからクライアントソフトで接続していたのですが、リモートワークがメインになってから、VPNが遅い、IP制限が邪魔などの問題が発生してきました。 AWSにはセッションマネージャーという、IAMで適切な権限があれば利用できるブラウザベースでSSH接続する仕組みが用意されているため、こちらを設定します。 手順 SSMエージェントのインストール セッションマネージャーを利用するには、EC2インスタンスでSSM エージェントが動作している必要があります。 今回はAmazon Linux2なので、最初からインストールされている状態でした。 # sudo systemctl status amazon-ssm-agent ● amazon-ssm-agent.service - amazon-ssm-agent Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/amazon-ssm-agent.service; enabled; vendor preset: enabled) Active: active (running) since 日 2020-09-20 16:07:59 JST; 3h 19min ago Main PID: 2438 (amazon-ssm-agen) CGroup: /system.slice/amazon-ssm-agent.service ├─2438 /usr/bin/amazon-ssm-agent ├─6077 /usr/bin/ssm-session-worker kaneko@xxxxxxxxxxxxxxx... └─6096 sh IAMロール/ポリシーのアタッチ EC2インスタンスに以下の権限を割り当てます。 ・AmazonEC2RoleforSSM ・CloudWatchAgentServerPolicy ・AmazonSSMManagedInstanceCore サービス→AWS Systems Manager→セッションマネージャーにインスタンスが表示されればOKです 接続 セッションマネージャーの画面からインスタンスを選択後、アクション→Start Sessionを選択します EC2側の画面からもセッションを開始することができます つながりました。ユーザーを変更することで、ec2-userやrootになれることが確認できました。 AMIAWSAWS Systems ManagercommandEC2SSM Tweet