ハマログ

株式会社イーツー・インフォの社員ブログ

暮古月 2020

GOTOも一斉停止となりまして、冬も本格化してきたので家を出る気力も湧かないなか、散歩くらいはせねば!
と、今年の夏くらいにも思ったような心地で(衣替えを終えて)お出かけです。

先月の霧の紅葉でラストかと思っていたのですが、今年の紅葉狩り納めは大船フラワーセンターとなりました。
 

もう終わり頃な季節ではありますが、思っていた以上に綺麗な紅葉に出会えたので、曇天模様ながら気分は上がり調子です。

上向きな気分のまま散策を続けまして、薔薇ゾーンへ向かいます。
すっかりと冬なので、咲いている薔薇はまばらでしたが、冬の空気のなかで彩りがより一層華やかな感じがしました。
そんな今回、ワタクシの残念な撮影技術にも負けずに綺麗に映ってくれたのはアスピリン ローズという薔薇です。
 

品種名で目を惹いたのはオリンピック ファイヤーという薔薇。
今年一年を振り返ると何とも物悲しいですが、鮮やかな赤が祭典の熱気を想起させてくれますね。
 

ただ、幾ら薔薇の華やかさに気分が上向いたとしても、実際に寒さを吹き飛ばしてくれるわけではないですし、曇天模様の空は益々重くなっていくようでしたので、いったんグリーンハウスに避難することにしました。

以前温室だったので熱帯植物が見られるのですが、今は温度も外とそれほど差はないせいか冬でも眼鏡が曇ることなく散策出来ます。
そして、あちこちにあるクリスマスの飾りつけを見て、漸くもう少しで今年も終わりなんだという実感も味わうことに。
いや、本当に今年はコロナで塗り潰された感じが強く、どうにもこうにも感覚が狂いっぱなしなので、季節感というのは大事ですね。

クリスマス気分の芽生えに浸りつつ歩を進めたのですが、ここでとても愛らしい花に行き会いました。
うなずきひめふよう、という名前も、何とも可愛らしい! また、下向きに咲く様子とヒラヒラした花弁の感じが好みのツボを直撃です。
 

どうやら、蕾のうちは上向きであるのに、咲くとなると段々と下向きになっていく様子から「うなずき」と名付けられたようです。
確かによく見ると蕾は上を向いている……名づけが上手すぎる、という感心しつつ、次に向かった先は、爛漫と咲き誇るブーゲンビリアのゾーンです。

色とりどりで流石熱帯の花は綺麗だな、と暢気に説明書きをみましたら、花弁に見えるのは実は苞なのだそうで、花に当たるのはクリーム色の小さい筒状のものだそうです。
 

言われて見れば? 筒状のものが花っぽいような??
と、まんまと花弁のような苞に惑わされつつ、最終的には綺麗ならなんでもいいか、な開き直りとともにグリーンハウスを後にしました。
学者などには向いてませんね、ワタクシは。

少し歩いては息切れとなり休憩を挟みつつの散策でしたが、やはり花を見るのは良い気晴らしになりました。
大満足のまま帰途についたのですが、エキナカでミニ物産展な展示があってですね。
まぁ、うっかりと普段は買わないような買い物もしたわけなのですが、年越しだしねと財布の紐を緩める後押しとなったのが、こちらの遮光器土偶さま(※ 撮影OKとありました)です。
お握りをもった藁製の遮光器土偶さまの健気な佇まい、これは買わざるを得ない。

そんな感じで年越しの準備なども意識しつつ、今年の植物鑑賞納めとなりました。
振り返るとコロナばかりの一年でしたが、そんな中でも(対策しつつ)植物鑑賞が出来たのですから何とか無事に過ごせた一年と言って良いかと思います。
来年こそは、コロナも収束して、もっと心穏やかに植物鑑賞できますようにと願いつつ年越したいと思います。

植物観賞

  K   2020年12月24日


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