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株式会社イーツー・インフォの社員ブログ

風待月 2023

紫陽花が見たい! という月ですが、では、何処へ見に行くかとなると悩ましく。
ふと、行ってない所へ出かけよう! と思い立ち、観音崎公園へ足を運びました。
オリジナル品種の紫陽花があるとのことで、知ったからには行くしかあるまいとなったのです。

電車に揺られバスに乗り、着いたら海!と紫陽花!!

人影疎らな屋外とあって、マスクを外しましたらば。潮風がまー心地良い!!
園内地図を見るとなかなかに広そうで一瞬挫けかけたのですが、潮風心地良いしなどと無根拠に楽観視、いざ紫陽花鑑賞へ!

降り立ったところから割と近めな所に灯台があるようで、ひとまずはそこを目指すことに。

道すがらの紫陽花も手毬やガクアジサイと、種類もとりどりで……でっか……いや、なかなかの迫力。
一瞬、壁かな?と思うくらいにはたっぷりと咲いていてくれまして、写真は非常に撮り易かったです。

そんな紫陽花を眺めつつ、歩くこと十数分。

灯台が見えてきました、晴天もあいまって絵になります。
そんな感じで、遠目に見るだけで通り過ぎても良かったのですが、折角の遠出です。
どうせなら近くまで行ってみようと思い立ち、進路を灯台へと取ったわけですが……。
山道が、きっつい……!
ポンコツな体力に鞭打って、汗だくで辿り着いた灯台は、上手く写真には残せませんでした。
そして、それだけでも割と眺望は良かったわけなのですけども、毒を食らわば皿まで!
灯台も登れるらしいからには、登ってみたのです。

階段は狭くて急で螺旋で……と、なかなか尽きかけた体力には厳しいですが、後少しと己をなだめて登った先の。

遠景と、下を眺めた(高さを実感)光景です。
汗だくな身に強めな潮風が心地よく、実に素晴らしい光景にもうここらで帰ろうかな、と乱れる心。

実は、ここまでの道のりでは紫陽花の見所には辿り着いていない……。
そうです、折角のオリジナル品種を見ていないのです。
体力と見たい心の天秤がグラグラ揺れますが、気合で体力を鼓舞することに決めて、オリジナル品種を見に出発しました。

道のあちこちに立っている「ここは今どこ」を示す看板に、迷うことはなさそう…たぶん…と思いながら、またも十数分歩きます。
辿り着いたのは、見所の一つパークセンター。

オリジナル品種は「汐音」という、咲き始めから終わりにかけて色が変わっていくという品種だそうです。
少しグラデーションになっているのが伝わるでしょうか……。
ともあれ、パークセンターは見頃にはもう少しな気配。
事ここに至っては、突き進むしかありません。もう一つの見所、花の広場を目指します。

道々に野放図に咲く……もとい、何と言いますか、えぇと……野趣! 野趣に溢れまくっている紫陽花の数々!
に、励まされながら、更に歩くこと十数分強。

花の広場……広場……え、ここ? 花は?
となりましたが、この奥の方にありました、紫陽花の広場が。

そしてお目当ての「汐音」も見頃とばかりに咲いていました。

他にも手毬な紫陽花や、ガクアジサイも盛りだくさんで咲いていて、ワタクシの好きなウズアジサイもあったのです。

かなり紫陽花を堪能しまして、体力は尽き果てましたが、気力は満載。
すっかり浮かれて帰途につきましたら、最後に堂々とした鴉さんと遭遇しました。

嘴の太さからしてハシブトガラスでしょうか(詳しくはないので、違うかもですけども)。
刺激しないよう息を潜めて通り過ぎましたが、自然の中で見かけたせいか佇まいから羽根まで美しく見えます。

最後に帰るバスを待つまでの間、横須賀美術館前にてパニーニ(写真なし)を頂き、体力ゲージを僅かに回復させてから帰りました。
美術館のところも紫陽花があって、紫陽花に浸りまくった一日でした。

来月は、蓮の月……フラワーセンターの早朝開園もたくさんあるようで、楽しみとちょっとした不安(体力)を抱えながら梅雨を乗り越えていきたいです。

植物観賞

  K   2023年6月26日


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