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好きなゲームで印象に残ったこと-ウマ娘 プリティーダービー-

つ~じ~です。GWは一人旅で西の方にグルメツアー行ってました。神戸牛、明石焼き、播州ラーメン、おでん、コロッケ…色々体験してきました。人生一度は食ってみたいもの色々食えました、そして西の方のカツ丼は美味い。

さて、今回はそんな趣味やプライベート寄りの話題、『好きなゲームを語ろう』のコーナーです。

前回

好きなゲームで印象に残ったこと-SOUND VOLTEX-

  • 原作画像関連は基本未使用でテキストのみで展開します。
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  • 世間的な風評よりも、私個人が感じた『他とは違う良さ』を中心に語ります。

サイゲームス/ウマ娘 プリティーダービー

ウマ娘 プリティーダービーは2021年からCygamesより展開されているスマホ向けアプリです。PCでも遊べます。

日本でよく見かける「擬人化系コンテンツ」の一つであり、実在する競走馬の名を冠した女性キャラクター達が熱いレースを繰り広げる作品です。アプリではウマ娘達を練習させたりレースに出走させたりなどの指導を行って殿堂入りを目指します。全員擬人化しているため、一種のスポ根コンテンツとして見ることも可能です。また、アイドル要素も兼ね備えている為、『レースで勝利したウマ娘は次のライブイベントでセンターを取って歌うことができる』など独自の世界観も持ち合わせております。

本作はクロスメディアコンテンツとなっており、ゲームに留まらず、アニメや漫画、近年では映画も公開されたりなど、様々な広がりを見せております。

YouTubeやブログなどを見ると「ウマ娘のすごい所」などを語った記事や動画がたくさんヒットします。自分も自分なりに以下の3つに絞って本作の魅力を伝えたいと思います。

  1. 史実ベースのキャラ設定
  2. 触り心地抜群。操作性抜群のインターフェース
  3. リアル競馬や関連コンテンツの活性化

①史実ベースのキャラ設定

擬人化コンテンツの売りの一つは『リスペクト』や『原作再現』です。擬人化コンテンツの中にはその辺を蔑ろにして、名前だけ拝借したような残念なものも見受けられますが、本作のリスペクト要素はかなり作り込まれております。

一つは『衣装や見た目』。

本作の各ウマ娘には勝負服が存在しておりますが、この勝負服のデザインは
元になった競走馬に乗馬していた騎手の勝負服をモチーフにしております。
例えば本作のメインビジュアルにも良く描かれるスペシャルウィークやオグリキャップなどはとても分かりやすくリスペクトしております。興味のある方は「スペシャルウィーク 勝負服」「オグリキャップ 勝負服」などで調べてみてください。色合いや模様などの要素が衣装に織り込まれております。

また服だけでなく、馬そのものの見た目が勝負服に織り込まれている事もございます。
例えば「足の左右が色違いの毛色の馬」は「靴のデザインが左右で違うウマ娘」、「葦毛の馬」は「銀髪のウマ娘」、さらに流星(※馬の顔の模様のように見える白い毛の部分)はウマ娘の髪の一部が同じような形に白くなっているなど、あらゆるパターンで落とし込まれております。

かなりわかりやすくモチーフにしているため(※一部例外あり)、一時期YouTubeでは『競馬しか知らないおじさんがウマ娘のイラストだけを見て名前を当てるゲーム』みたいな動画が結構アップされておりました。まぁまぁ当てられていてすごかったです。こちらも興味ある方はお調べください。

その他『キャラ設定』にも多大なリスペクトが見受けられます。

キャラ設定を一部抜粋すると、

  • ウマ娘のスペシャルウィークには母が2人おり、産みの母はスペシャルウィークが生まれてすぐ亡くなり、以降育ての母に育てられる
  • ウマ娘のオグリキャップはウマ娘随一の大食い
  • ウマ娘のサイレンススズカは部屋の中で左回りに歩き回る癖がある
  • ウマ娘のトウカイテイオーはテイオーステップと呼ばれる独特なステップを踏む

などあるのですが、これらすべて、元になった競走馬のほぼそのままのエピソードを元にしております。元ネタ特集も色んな方がネットで紹介しておりますので、調べてみるのも面白いです。

他にもちょっと変化球なキャラ作りをしている例もあります。

  • ウマ娘のシンボリルドルフはダジャレ好き:元の馬が1980年代の古い馬の為、年上のイメージを持たせるためにおやじギャグと絡めた
  • ウマ娘のダイタクヘリオスは笑顔が眩しい笑い上戸:元の馬が口を開けて走る姿から『笑う馬』と呼ばれた逸話から
  • ウマ娘のメジロアルダンは水色の髪:元の馬が繊細で壊れやすい『ガラスの脚』と呼ばれた逸話からガラスをイメージした色合いに
  • ウマ娘のコパノリッキーは風水師:元の馬の馬主が風水師のDr.コパさん
  • ウマ娘のキタサンブラックの父親は演歌歌手:元の馬の馬主が演歌歌手の北島三郎さん

様々な形でキャラ設定やストーリーに落とし込んでいるため、これらの背景を知るとよりウマ娘が楽しめると思います。

②触り心地抜群。操作性抜群のインターフェース

自分の本職は品質管理者ゆえ、職業柄スマホに触ることも多く、触り心地や使い心地は常に意識しております。

その中でもウマ娘アプリはかなり触り心地が良いです。

感覚的な話ゆえ説明が難しいですが、まず全面的にロードが軽いです。(※アップデートダウンロード時や初回セットアップ時を除く)

3Dモデル系のゲームは通常プレイ中も読み込みに時間がかかるものも多く、ストレスになりがちですが、本作は見た目のクオリティも高い3Dモデルゲームでありながら随所のロードはかなり軽いです。
(完全なハイポリゴンのモデルとは少し違い、見えないところや重要でない部分のポリゴンをとことん削ることでハイポリゴンに見えるローポリゴンモデルにしているとのこと)

また、画面のインターフェースの作りも有能

特に『ボタンを押した時の押し心地』『押した時のエフェクトや効果音』が素晴らしいです。某SNSでもインターフェース作りを本職としている方がウマ娘のインターフェースを評価しておりました。

どう凄いのかうまく言語化できないのがもどかしいところ。これらは実際に触ってお試しいただきたいです。

単純なモデルづくりの話であればサイゲームスが公式で情報を公開しております。エンジニア職の人間にとっては興味深い内容となっておりますので是非ご一読ください

“ウマ娘”の魅力を最大限に表現するためにかわいさ・スポ根・臨場感を実現する3DCGモデル仕様制定
https://logmi.jp/tech/articles/326058

③リアル競馬や関連コンテンツの活性化

ウマ娘の効果はリアルの競馬や関連コンテンツにも多大な影響を与えております。以下、ざっくり関連ニュースをご紹介いたします。

先日公開された映画『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』も多大な興行収入を叩き出しているとSNSで話題でした。しっかり経済効果が起きていることを誇らしく思います。

実際自分もウマ娘きっかけで初めて馬券買ったりしました、どんな形であれ興味を持ったり与えたりが起きるのはすごいことだと思います。
(なおその馬券が3連複で2頭まで当たっていた件は内緒……あと1頭(´;ω;`))


さりとてまだまだ課題も多く、マナーを守らないユーザーも増えてきたとか、ガイドラインに沿わない二次創作も増えているとか、課題は山積みです。

自分が好きなコンテンツゆえ、自分も可能な範囲でサポートしていきたいです。

これを読んだ方が少しでも興味を持っていただけたら幸いです。今回はこれにて。

  つーじー   2024年5月16日


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