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Deep Researchの登場と、人間が書くブログについて

senです。今回は、ChatGPTのDeep Researchに代表される、AIリサーチ系機能についての話題です。

Deep Researchとは

 

先月発表されたDeep Research機能は、ChatGPTに統合されたAIエージェントで、ユーザーが指定したトピックに関して自律的にウェブを閲覧し、5~30分以内に詳細なレポートを生成します。

Introducing deep research

 

※参考記事

人類はもう生成AIに勝てないと痛感したDeep Researchの使い方

 

※補足

Googleの「Google Gemini Deep Research」は、現在制限付きですが無料で利用できるみたいです。

Gemini Deep Research

 

技術記事が量産できる?

 

出力記事(全文)

※執筆中にアップデートでCanvas内の記事を共有リンクで見れなくなったため、画像になります

Geminiに同じテーマで書かせた例はこちら

 

試しに、かなり雑ですがゲームエンジンについての記事を書かせてみました。内容は割愛しますが、ある程度読み応えのある記事が7分で生成されました。

参考資料が明記されている点もよいですね。より正確で緻密に書かせることが可能なことも踏まえると、情報収集能力や要約力に関してはほとんどの人間より上だと思われます。

人によってはもっとよいまとめができるかもしれませんが、数分で書き上げるのは厳しそうです。

(AIが書いた記事を人間が修正するのが現時点ではよい?)

 

人間が書く文章の優位性について

 

では、人間が書く文章に優位性はあるのでしょうか。結論から言うと、現時点では実体験ということが挙げられると思います。

Deep Researchを例に取ると、ネット上から体験談やハンズオンを引用することは多々ありますが、実際にAIが体験しているわけではありません。

実際の体験に基づく情報は、人間が自らの経験や意思決定のプロセスを通じて得たものであり、その時の判断(や感情)から出てくるものに価値があると思います。

 

ということで、今後のブログではそのあたりも意識していこうかと考え、下記のような内容にしていこうかなと思います。

 

  • 体験談
  • 意見を交えた考察
  • ハンズオン
  • 情報のまとめ記事の場合は独自の視点を入れる

 

以上になります。今年に入って話題になったAIトピックが多い(MCP非同期モデルClaude Code etc…)ので正直に申し上げて中々ついていけていない感がありますが…都度リサーチはしていきたいと思います。

 

AIChatGPTGeminiGoogleOpenAI

  sen   2025年3月28日


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