今回は品質管理部所属の私がこれまでに取得した資格「JSTQB FL」と「IVECテスター」について振り返ります。
受験した当時のエピソードや、実際に行った勉強法をまとめました。
どなたかの参考になれば幸いです。
JSTQB FL:基礎知識のインプットと「頭の整理」
実務を始めて間もない時期に、基礎知識を体系的に学ぶことを目的に受験を決めました。当時の具体的な学習内容は以下の通りです。
- 試験のシラバスや『ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation』を章ごとに読み込む
- アプリ「テス友」を、間違える問題がなくなるまで繰り返し解く
- 内容理解のため、重要部分を自分で図表化してノートに書き出す
アプリでの問題演習に加え、試験直前には内容を自分なりに図表化してノートにまとめました。
作成したノートは後から読み返しませんでしたが、手を動かす作業自体が頭の整理に役立ちました。文字だけでは理解しづらいという方におすすめです。(もちろん読み返しもありです)
IVECテスター:実務経験が対策となった試験
業務に慣れてきて、実践的なスキルを確認したい頃に受験しました。JSTQBのときのような問題集が見当たらず、具体的な対策方法が思いつきませんでしたが以下を行いました。
- 試験シラバスを読み込む
- 実際の試験仕様書を読み込む(自分が作成したもの以外も)
- 日々の業務の中でシラバスのテスト定義を意識する
自分以外の人が作成した試験仕様書を読むのは気づきが多く、やってよかったと思っています。日々の実務の中でシラバスの定義を意識するようにしたことも効果的だったかなと思います。
IVECデザイナー:次の挑戦
現在は次のステップである「IVECデザイナー」取得を目指しています。今進めている対策は以下です。(あまり思いついていない)
- 日々の実務経験を積み重ねる(一番効果があると思います)
- シラバスの読み込みやテスト技法の復習を行う
- テスト関連の書籍を何冊か読んでみる(特にシラバスの参考書籍。それ以外でも好評なものから順に)
テスト関連の本は似た内容が多いですが、繰り返し「見かける」ことで段々頭に残ってくる気がします。
直近で読んだお薦め本はリー・コープランド著の『はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法』です。くすっとさせられる毒コメントもあり、面白かったので記憶に定着しました。
あらためて資格取得で何が得られるか?と考えると悩ましいです。
資格対策を通じて「テストの基本用語を理解する」「標準的な考え方を学ぶ」機会ができることでしょうか。
実際の業務では状況に合わせた「柔軟な対応」が必要になりますが、そのベースとなる基礎知識(本来は〇〇するものなんだな、というような)を得られる点は良かったと思っています。
これから挑戦する方の参考になればうれしいです。
アイキャッチは散歩道で見つけた紫陽花です。もうそんな季節なんですね。

参考
JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)





