アイデアのちから
中国の聯合利華(ユニリーバ)という会社が新たに石鹸製造ラインを導入しました、ところが、お客様からの苦情で、購入した石鹸に、空箱がありました。それで、製造ライン担当の博士の技術者が2か月間かけて研究し、X光モニターで空箱を感知し、ロボットアームで空箱を取り除くような制御システムを構築できました。相当なコストをかかりましたが、プロジェクトが成功し、上司のほうも大満足でした。
別の小さい町村経営企業も石鹸製造ラインを新たに導入しました。同じく空箱の問題を直面しました、ボスが相当怒った顔で従業員の農民工(出稼ぎ労働者)さんに、「この問題を解決しないとお前がクビだぞ」と命じました。農民工さんは一晩で考えた結果、製造ラインのそばに扇風機を置きました。100元もかからなかったので、ボスのほうも大喜びでした。
けして知識が無用ではないと思いますが、知識が身に着けても、常にいろいろな方法を考えて、経済的・合理的両方から最適な方法を考え・選択しなければなりません。