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キーブレークを使った集計とは何か


前回の記事
に引続き、
キーブレークを使った集計とは何か、簡単な見本を使って説明しましょう

ある日に売れた商品と、その金額を記録したデータがあるとします
例えば下のような感じです
これを元データと呼びましょう

(日付),     (商品), (金額)
2013/05/01, 煎餅,   30円
2013/05/02, 最中,   70円
2013/06/21, 煎餅,   30円
2013/06/22, 煎餅,   30円
2013/06/23, 最中,   70円

年月ごとに上のデータの金額を、集計すると下のようになると思います

(年月),    (金額)
2013/05,   100円
2013/06,   130円

この集計をするときに、単位にした年月がキーに当たります

元データを上から下へ、順に追って行きましょう

2013/05/02から2013/06/21へのところで、年月が変わります
年月が変わったことを、キーがブレークしたと表現します

キーブレークしたところで、上から下へ順に追ってきた値が、
ブレークする前のキーへの、集計結果として決まります

具体的には、2013/05への集計結果は、
2013/05/02から2013/06/21へ変わるところで、決まるわけです

キーブレークによる集計の説明でした
次回は、集計処理の実装を説明する予定です

  桑原 光昭   2013年12月11日


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