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Amazon Linux 2のファイル容量拡張

はじめに

Amazon Linux 2 で動いているシステムのファイル容量が100%になってしまったので対応しました。

結論からいうと、AWSダッシュボードで容量を増やしたあと、OS上でxfs_growfsコマンドを実行しようと思ってたんだけど、オンライン拡張の必要がない場合は後者は不要でした。

OS上で起こっていた現象としては、cdしようとすると以下のエラー。
-bash-4.2$ cd tes-bash: cannot create temp file for here-document: No space left on device
容量を確認
-bash-4.2$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs        961M     0  961M   0% /dev
tmpfs           978M     0  978M   0% /dev/shm
tmpfs           978M   25M  954M   3% /run
tmpfs           978M     0  978M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p1   8.1G  8.1G   0G  100% /
tmpfs           196M     0  196M   0% /run/user/1001
-bash-4.2$
ということで、容量を増やしてみます。AWSの場合は、AWSコンソールでEBSのブロックサイズを増加させたあと、OS側でパーティションを拡張する必要があります。

やってみる

インスタンスを停止します
EBSを選択して、アクション→ボリュームの変更
サイズを変更します
成功しました。
増えました。
インスタンスを起動します。
OS上で容量確認
-bash-4.2$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs        961M     0  961M   0% /dev
tmpfs           978M     0  978M   0% /dev/shm
tmpfs           978M   25M  954M   3% /run
tmpfs           978M     0  978M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p1   40G  8.1G   32G  21% /
tmpfs           196M     0  196M   0% /run/user/1001
-bash-4.2$
あれ、増え・・・てる。想定ではここで、xfs_growfsコマンドを実行するはずでした。

落ち

オンライン拡張の必要がなければAWSダッシュボードからEBSの容量を拡張すれば反映される。
AmazonAmazon Web ServiceAWSdfduLinux容量

  kaneko tomo   2019年9月10日


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